気がつけば日本車も高額に! 1000万円オーバーの国産現行車7選とその中身 (1/2ページ)

超ハイパフォーマンスのスーパースポーツも続々登場

 ここ数年日本車の価格は高くなりつつあり、同クラスの輸入車との価格差が少なくなってきている。その中でかつてはわずかだった1000万円の大台を超える日本車も増えており、当記事ではそんなクルマたちを紹介する。

1)トヨタアルファード&ヴェルファイアロイヤルラウンジ
(1531万1160円から)

 アルファード&ヴェルファイアのロイヤルラウンジは、トヨタ車にディーラーオプションで用意されるエアロパーツなどを手掛けるトヨタ直系のモデリスタが制作するコンプリートカーだ。

 どんなクルマかというと、2列目以降の空間はパーティションで仕切られ、シートはマッサージ機能なども付く専用のVIPシートが2人分だけという贅沢な仕様。液晶コントロールパネルや24インチ液晶ディスプレイなども備わる。

 旅客機でたとえればファーストクラスの上を行くスイートクラスのような空間を持つクルマである。価格は高いが、「ミニバンベースのリムジンの最高峰」という日本ならではの高級車の形といえる存在だ。

2)レクサスRC F カーボンエクステリアパッケージ(1059万4000円)
3)GS F(1112万円)

 RC FとGS Fは、BMWではM4、M5に相当するスーパースポーツクーペ&スーパースポーツセダンである。

 M5やメルセデス・ベンツE63が4リッタークラスのV8ターボ+4WD(どちらもFRモードを備える)といったパワートレインを搭載するなか、RC FとGS Fはともに5リッターV8自然吸気(NA)+FRという古典的なパワートレインを使うところが、クルマを嗜好品と見れば魅力といえる。

4)レクサスLC(1300万円から)

 LCは輸入車ではBMW6シリーズなどがライバルとなる、LCの登場以前の日本車にはなかったハイエンドのラグジュアリークーペというジャンルに初めて進出したモデルである。

 クルマ自体は高級車らしい風格と個性をバランスした内外装のデザインや質感、走りともに日本代表に相応しい仕上がりで、肉食系の5リッターV8NAと燃費と動力性能の高いバランスを持つ3.5リッターV6ハイブリッドという2つのパワートレインを持つ点もレクサスらしい。


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