車重は約1トンながら416馬力を発生するエンジンを搭載したロータス・エキシージスポーツ410誕生

サーキット向けCUPシリーズのノウハウを投入!

 ライトウェイトスポーツを手がけるロータス。人気のエキシージに、運動性能と実用性を兼ね備えたロータス・エキシージ スポーツ410が新たに追加され、販売が開始した。デリバリー開始は11月からとなっている。クーペ/ロードスタータイプどちらも車両本体価格(税込)は、1398万6000円。

 今回、フロントクラムのデザインが新しくなり、グリル開口部の幅がワイドになった。これにより、エアロダイナミクスが向上したほか、前後合わせて最大150kgのダウンフォースを達成。ハンドリングバランスと高速走行時の安定性を両立させている。また、フロントスプリッターやフロントクラムパネルのエアカーテン、リヤに装着する大型のアルミ製ディフーザーおよびハイマウントウイングがダウンフォースの向上に寄与している。

 インテリアは、素早く正確なシフトチェンジを可能にするオープンゲートマニュアルシフトレバーが目を引く。手になじむアルカンターラ素材のステアリングホイールや、アルカンターラ&レザー/フルレザー/タータンから選択可能なカーボンファイバー製スポーツシートを装備。

 また、シルバー/レッド/オレンジ/イエロー/ブラックの5色から選べるオプションのインテリア・カラー・パックは、トランスミッションコンソール、HVACまわり、カーボンシートアイレット、パワーウインドウベゼルにアクセントを与えてくれる。センターコンソールとダッシュボードにはアルカンターラ素材、ドアガードにはアルカンターラとレザーを組み合わせた素材を採用し、上質な空間に仕上げた。

 パワートレインは、水冷式インタークーラーを備える3.5リッターV6スーパーチャージャーを搭載。最高出力416馬力、最大トルク410N・mを発揮する。0-100km/hはわずか3.4秒。クーペタイプでは最高速度290km/hを記録する。また、クロスレシオ6速マニュアルトランスミッションに合わせ、オイルクーラーと大型クラッチを採用。

 さらに今回のエアロダイナミクスの向上を受けて、公道用にチューニングしなおしたナイトロン性の3段階調整式ダンパーや、前後に標準装備する調整式のアイバッハ製アンチロールバーを装備。ドライバーの意のままに操れる高いシャシーに仕立てられている。

 タイヤは、フロント215/45ZR17/リヤ285/30ZR18のミシュラン パイロットスポーツカップ2を装着。ブラック/シルバー/レッドの3色を設定した超軽量鍛造アロイ製ホイールと組み合わせる。ブレーキは鍛造4ピストンキャリパーと2ピースJフック仕様ブレーキディスクのAPレーシング製だ。


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