プジョーの人気3モデルに新開発の8速ATを搭載して発売

ドライブモードも用意し車両の性能を最大限引き出せる

 プジョーの人気モデル「308 GT BlueHDi/3008 GT BlueHDi/5008 GT BlueHDi」の3車種に、8速オートマチックを導入して販売を開始した。

 今回日本に初導入された新開発の8速オートマチックトランスミッション「EAT8」は、1969年から累計1億基以上の出荷実績があり、AT分野のワールドリーダーであるアイシンAWがPSAの設計に基づき製造したものである。

 EAT8の特長は、小型軽量化と、シフトポジションを電気的に読み取るシフトバイワイヤの採用による運転機能の向上である。電子制御化されたシフトによって、低速域から高速クルーズまで最高のエンジンパフォーマンスを発揮できる設定となっている。また、シフトレバー自体のデザインやコックピット全体での空間設計に自由度をもたらし、室内の印象をスタイリッシュな仕上がりとした。

 このEAT8の搭載に伴い、新たに3つのドライブモードを設定している。新搭載の「エコモード」では、フリーホイール機能によりアクセルオフ時に、勾配やカーブ、温度などの条件が合えば、自動的にクラッチを切り燃費を改善する。「通常モード」は、シフトタイミング、ドライバビリティ、コンフォートを最適化。「スポーツモード」では、シフトアップポイントの高速化、アクセルレスポンスの向上、ステアリングフィールの向上を実現している。

 また、EAT8の導入に際し、それぞれのモデルの仕様の向上をしている。

 308 GT BlueHDiは、人気の運転支援システムであるアクティブクルーズコントロール(ACC)を標準装備し、アクティブセーフティブレーキやレーンキープアシスト、パークアシストなど安全機能の充実が図られた。

 3008 GT BlueHDiは、2リッタークリーンディーゼルのグレードにEAT8を搭載し、加えて上級装備をセットにした新オプションのファーストクラスパッケージを設定した。ファーストクラスパッケージは、その名の通り飛行機のファーストクラスをイメージしており、運転席メモリー付き電動シート&マルチポイントランバーサポートや前席シートヒーター、フロントカメラ、パークアシスト、パノラミックガラスルーフと、快適さを追求した充実の装備内容となっている。

 5008 GT BlueHDiは、2.0リッタークリーンディーゼルのグレードにEAT8を搭載しており、3008GT BlueHDi同様に、ファーストクラスパッケージを採用している。ファーストクラスパッケージに、プラス60万円で柔らかくなめらかで手触りの良いナッパレザーシートへ変更することも可能だ。

 なお、メーカー希望小売価格(税込)は下記の通り。

308 GT BlueHDi 5ドアモデル 359万円
308 GT BlueHDi 4ドアモデル 383万8000円
3008GT BlueHDi       448万円
5008GT BlueHDi       473万円


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