サイドミラーが片側しかないクルマが走行しているけど違反じゃないの?

サイドミラーが片側しかないクルマが走行しているけど違反じゃないの?

欧州車では1990年ぐらいまで片側しかないクルマもあった

 ドアミラーにしてもフェンダーミラーにしても、両側にあるのが当たり前。だがスーパーカーに詳しい人はご存知かもしれないが、片側が付いていないものがある。それでいいのだろうか? まず欧州ではよかった。EUもない時代なので、国によって異なるが、ドイツやイタリアなどでは1990年ぐらいまで片側しかなかった。ちなみに左側に付いていることが多く、現地で聞くと、直接目視する場合に右側は振り向きやすいとか、運転席の反対側はルームミラーで見やすいなどの理由があったようだ。

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 法律で問題がなくても危険だと思うのだが、じつは日本でも1962年まではあってもなくてもといった感じだった。たとえばスバル360の初期モデルを見ると、両側ともミラーがなかったりするし、ほかのクルマも本当にバラバラだ。

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 輸入車の保安基準はその当時の国内法規に合わせるので、年式が合えば片側でも問題なかったのだ。ただし、これは当時の実感でしかないのだが、輸入業者のなかには片方で輸入して汎用品を両方付けて車検はパス、納車時には汎用品を外して片側にするという例は結構あった。警察に見つかれば違反で切符は切られるが、そもそも取り締まり意識がないポイントだったからか、捕まったという話は聞かなかった。同じパターンだと、ヘッドレストがある。

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 いずれにしても、現代の法律に合わせると両側が付いていないとダメなのだが、逆に日本車でも輸入車でもついていなくもいいのが、シートベルト。新車で輸入されていた時期(日本車では生産された時期)が1969年3月末日以前であれば免除。

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 翌日から1975年3月末日だと、2点式。その翌日からは今のように3点式が義務化になっている。ただ、現場の警官までこの基準が浸透していないので、シートベルトが見えないとしていないのかと思われて止められることが多く、説明するのが面倒なことも。もちろん、安全のためには法律で規定されているから付けるではなく、自発的に装着したいものだ。ちなみに、上記の除外年式のクルマでも、シートベルトが付いるのにしていない場合は違反となるので悪しからず(この点も取り締まり現場では知られていないことがほとんどだが)。

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