オイルショック&排ガス規制のクルマ暗黒時代! それでも若者のハートを鷲掴みにした70年代の国産車5選 (2/2ページ)

たとえ商用車でもレジャーに使えると若者に大人気

4)ホンダZ

 普通車は若者には手が届かない存在だっただけに、人気を博したのが軽自動車だ。1960年代から各社ともパワー合戦を繰り広げていたが、1970年代に入るとさらに過激化した。ただし、ハイパワーモデルとなると軽自動車でも価格は高く、新車でも40万円以上で、もちろん買えるはずもなかった。

 庶民は低級グレードで楽しんでいたのだが、そこに登場したのが、ホンダのZだった。軽初のハードトップを採用したボディはスポーティで、リヤの水中眼鏡と呼ばれたウインドウも斬新だった。

5)ホンダ・ライフステップバン

 こちらは憧れをいただきつつ、比較的手に入れやすかったクルマだ。もともとは商店の配達を想定していたが、ヒッピー、そしてサーファーが好んで乗った。それだけにカルチャーと結びつき、若者の憧れ的な存在だった。

番外編)トヨタ・クラウン

「いつかはクラウン」というお馴染みのフレーズはまさに庶民の憧れだが、1970年代に限れば、1971年登場の4代目が個性的過ぎ(いわゆるクジラクラウン)で不発。

 5代目もロイヤルサルーンが登場するが、排ガス規制の影響が……。そしてライバルの日産セドリック/グロリアも強くて、それほどでもなかった。白いクラウンなどで独自路線を築くのは1980年代から。ちなみに「いつかはクラウン」も1983年登場の7代目のコピーだ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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