ターボじゃ味わえない官能的なフィーリング! 人生一度は乗るべき至高のNAエンジン搭載モデル4選 (2/2ページ)

まるでモーターのようにスムースな回転をするユニットも

3)日産フェアレディZ
(VQ37VHR型エンジン)

 日産が誇るV型6気筒エンジンであるVQエンジンシリーズのなかでも、ハイレスポンス、ハイレボリューションを意味する「HR」の名前が冠されたエンジンがこのVQ37VHRエンジンである。

 日本ではフーガとフェアレディZにのみ搭載されているエンジンだが、最高出力を発生する回転数はなんと7000回転と、3.7リッターの排気量からは考えられないほど高回転型なのである。このエンジンをMTで楽しめるのはフェアレディZとV36型スカイラインクーペのみとなってしまっているが、フェアレディZ NISMOに至ってはV6の片バンク毎に独立したフルデュアルエキゾーストシステムと専用のECMを採用することで最高出力は355馬力をマーク。まさに至高のエンジンに仕上がっている。

4)マツダRX-8
(13B-MSP型エンジン)

 ビュンビュン回るエンジンの代表格と言えばやはりロータリーエンジンは外せないだろう。いまや実際にモーターで走るクルマも少なくないが、「モーターのように回る」と形容されたその回転フィールは今でもまったく見劣りするものではないはずだ。

 現時点で最後のロータリーエンジン搭載車となったRX-8のエンジンにはハイパワー版と通常版の2種類が用意されており、市場ではハイパワー版に人気が集まっているが、高回転まで回す楽しみを求めるのであればあえてローパワーの通常版を狙ってみるのも悪くない。それにローパワーといってもカタログ値で210馬力もあるのだから、決して遅いわけではないのである。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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