レーシングドライバーが指南! 娘が初めてクルマに乗る時に親がやるべき本当のこととは (2/2ページ)

できることなら教習所へ通っているときから気にかけたい

 ここで言いたいことは、もし自分の娘が免許を取得して初めてクルマを買うという状況なら、一度は一緒に教習所へ行き娘さんの運転技術とか癖、特性を見極めてほしいということ。男の子なら小さなころから自転車を乗りまわしたりバイクに乗ったり交通環境に慣れていることが多い。

 だが女の子の場合は自分がクルマを購入する段階になるまで、交通環境にもクルマにも興味を持つことがなく育ってきている場合が多い。自分の身体よりはるかに大きくて、はるかに速い速度で走るクルマを正しく安全に走らせるために、デザインの好き嫌いとか色とかより運転能力とバランスの取れるクルマ選びが重要ということなのだ。初めてのクルマ

 軽自動車でもミニバンでもスポーツカーでもいいけれど、身の丈に合わないクルマを買ってしまうと、結局あまり乗らず、ぶつけたり事故を起こしてしまったりとつらい目に合う確立が高くなる。

 新車にするか中古車にするかで迷うケースも多いだろう。実際筆者も初めは中古車のカムリはないかと探してみた。しかしアメリカでは10万キロ以上走った中古車がほとんどで値段も新車の3分の2くらいでお高い。それなら十分なサービスも期待できる新車にして安心を買ったほうが結果として安い。初めてのクルマ

 またバックや車庫入れを安全にこなすには高い運転スキルが必要で、娘にはバックモニター付き車であることを必須としてクルマ選びを行った。今なら運転サポート機能に優れたモデルが多く揃っているので、そこは優先的に選択考慮すべきだろう。ただアラウンドビューモニターは一般の方が考えているほど役にたたないし、運転サポート機能つきACCも使いこなすにはむしろ高いスキルと状況判断能力が求められる。そんななかで被害軽減ブレーキやブライドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラームは有効で安心感が高い。日ごろのクルマのメンテナンスや注意点など、クルマの取り扱い説明書を熟読することも忘れてはならない。初めてのクルマ

 そして最後は保険だ。アメリカでは21歳未満で運転経験1年以下の保険は極めて高額だった。年間50万円近くかかる。それでも娘の安心の為に加入は必須。保険に未加入なら他人には運転させられないし、貸すこともできない。日本の保険はそこまで高額ではないが、クルマをワンランクさげてでも運転初心者には最高レベルの保険に全加入することを推奨しておきたい。

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