年々規模は拡大! ルノー・カングーの祭典「カングー ジャンボリー 2019」の愛されっぷり (2/2ページ)

初の試み「プチ トゥインゴ ジャンボリー」も開催

 ステージイベントでは新旧問わずさまざまなクルマとカーライフを紹介する自動車専門誌「Tipo(ティーポ)」編集長の佐藤考洋さん、カーライフジャーナリストのまるも亜希子さんがMCを務めた。加えてイベントの模様をyoutubeで生配信するという試みも行なわれている。

 さらに、毎年恒例となっているTVK「クルマでいこう!」の公開収録、記念撮影、短編映画「岸辺の二人」と河瀬直美監督作品「Moon/月/La Lune」を上映するなどじっくりとステージを楽しむ来場者たちの姿も見受けられた

 また会場では、初の試みとなるルノーのコンパクトモデル、トゥインゴのイベント「プチ トゥインゴ ジャンボリー」も開催され、約50台が集まった。カングーばかりが注目されるイベントの中でルノーの豊富な車種バリエーションを活かした新しい企画にも今後は注目したい。

「フレンチスタイルな休日」をテーマに掲げているカングー ジャンボリー。カングーといえばアクティブに活動する方にオススメしたい1台。湖にカヌーを乗りに行ったり、自転車を載せてサイクリング、雑貨を買いに隣の街に行ったり、美味しい御飯を食べに行ったり……今回取材班が気になったマルシェをヒトツだけ紹介したい。

 サーファー&ランナーの夫婦が作る、絶品のデリ&カフェ「AID.KITCHEN(エイド・キッチン)」は神奈川県逗子市にお店を構える。異業種からの転身をした二人は趣味のスポーツをした後に体にいいもの食べたいと思ったことがきっかけで脱サラをしたという。

「お店を開くために主人は何店か料理の修行を重ねていきました。今はデリスタイルで選べるおかずと玄米御飯、そこにミニサラダを付けてランチセットとして用意しています。今回、関係者やスタッフ向けに用意させて頂いたお弁当はフレンチっぽく仕立てています」と話す。

 会場ではフレンチ寄りのドレッシングやソーストレー、グルテンフリークッキーなどが販売されイベント開始からわずか2時間ほどでほぼ完売するほどの人気となった。

 イベントのタイトル名だけで判断すると「ルノーオーナーしか参加できない」ように見えるかもしれないが、イベント当日はルノー以外のクルマで来場されていた方も多く、ゆっくり過ごせるのがこのイベントのいいところでもある。フレンチスタイルの休日を家族や仲間とおおらかなフランスの雰囲気を来年はぜひとも味わってみてはいかがだろうか。


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