話題のスカイアクティブXは秋に登場! アクセラの後継モデルMAZDA3がついに日本で発売開始 (3/3ページ)

開発段階からこだわったオーディオにも注目

 予防安全技術「i-アクティブセンス」もさらなる機能の充実が図られている。前進時に側方の死角から接近する車両を検知し警告する「前側方接近車両検知(FCTA)」、高速道路での渋滞時などに加減速と操舵をアシストする「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」、ドライバーの状態を赤外線のカメラとLEDで監視し居眠りや脇見を検知・警告する「ドライバー・モニタリング」を新たに設定。

MAZDA3

「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」も、ハイビームの遠方照射性能を高めつつハイビーム用LEDを20分割して、前方車両を検知した際のハイビームOFF範囲を縮小するなど、よりきめ細かな配光制御を可能にしている。

 そのほか、音の大きさ・方向・時間変化に着目し、車両設計段階から理想の音響特性を追求しスピーカーレイアウトを決定した、8スピーカーのオーディオシステム「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」を全車に標準装備。インフォテイメントシステム「マツダコネクト」も、8.8インチワイドディスプレイを採用しながらコマンダーの操作ロジックも見直すことで使い勝手を改善している。MAZDA3

 そして、新たに車載通信機を搭載し「コネクティッドサービス」に対応。D-Call Netやオペーレーターサービス、専用スマートフォンアプリ「MyMazda」との連携による各種通信サービスを利用可能とした。

 気になる車両本体価格は、先代アクセラに対し20万円ほど上昇しているものの、それ以上の価値が備わっているのは間違いない。

 日本仕様のマツダ3には2LスカイアクティブXのほか、1.5Lおよび2Lのガソリンエンジンおよび1.8Lディーゼルを設定。このうち1.5Lガソリンと1.8Lディーゼルは5月24日に発売され、2Lガソリンは同日より予約受注を開始し7月下旬に発売予定となっている。スカイアクティブXは7月に予約受注が始まり10月に販売開始される見込みだ。

MAZDA3


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

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