キレイにしたつもりがキズだらけ! クルマ好きがやりがちな洗車時のNG行為7選 (2/2ページ)

ワックスがけでタイヤがヒビ割れてくることも……

4)水分の拭き上げ方

 塗装は所詮、樹脂。なにをしても、どんなに配慮してもキズはつくと思っていたほうがいい。シャンプーをかけてしまえばいいというわけではなく、水分の拭き上げ時にもキズはつく。ぞうきん的な硬いものなどでゴシゴシと拭くのは避けて、マイクロファイバークロスやセーム革を広げてボディにのせ、引っ張るようにして水分を取っていくのがベスト。古いTシャツを使う人もいるが、その際は縫い目は除去してから使う。ワックスの拭き上げも同様だ。

5)ガラス類の後回しはNG

 ボディから先に手をつけがちだが、シャンプーがけ、水分の拭き上げなどはガラスから行うと良い。あとでやると、ボディの汚れを引っ張ってきてキズがつくからだ。ガラスを先にやるとボディにキズが付くことになるのだがボディよりガラスのほうがキズを除去するのが大変ということで、ガラスを優先する。

6)タイヤワックス選び

 タイヤワックスをかけると、逆にタイヤがヒビ割れてくることがある。タイヤメーカーのカタログやホームページにも明記されているのを見かけるが、タイヤ内部から油分や紫外線カット剤が流れるからというのが理由だ。ただし最近では問題のないタイプも出ているし、水性のワックスを使えば問題はない。

7)つや出し剤の使い方

 最近はあまり見かけなくなってきたが、その昔はインパネなどがギラギラしているクルマがけっこういた。お手入れした感が感じられるのと、ギラギラしたのが好きというのも理由だったようだが、ギラギラ=余分な油分なので、そこにホコリが付着しやすい。使ってはいけないのではなく、乾拭きで仕上げるのが正解。自然なツヤにもなるのでオススメだ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
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