そこまで回すとエンジンが壊れる? クルマのタコメーターの「レッドゾーン」が示す本当の意味とは (1/2ページ)

そこまで回すとエンジンが壊れる? クルマのタコメーターの「レッドゾーン」が示す本当の意味とは

レッドゾーンは機械的に壊れないラインを知らせるためのもの

 クルマのタコメーターには、高回転域が赤く表示された、いわゆるレッドゾーンというのが設けられている。「アクセルを全開」にするというのは、文字通りスロットルペダルを床まで目いっぱい踏むことだが、「エンジン全開」となると、このレッドゾーンぎりぎりまで回転数を上げることを指す。

 エンジンは基本的に高回転になればなるほど大きな出力を発揮するわけだが、エンジンの回転数が高まると、ピストンやバルブ、クランクシャフト、コンロッド、メタル、ブロックなどといったエンジンの主要部品への負荷が増大し、やがて高回転時の力や振動に強度的に耐えられなくなった部品は壊れて、エンジンがブローしてしまう……。

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 自動車メーカーでは、新車のエンジンに5年または10万kmの特別保証をつけているので、少なくともその期間中はエンジンが壊れてしまうことがないように、慎重に強度を計算し、この回転数まで回しても機械的には問題がない、というラインを知らせるために、タコメーターにレッドゾーンを設けて、ドライバーにそれを知らせている。

 とはいえ、レッドゾーンは文字通り「ゾーン」であって、例えば6500回転がレッドゾーンのはじまりなら、8000回転ぐらいまでそのレッドゾーンが続くはず。これは一体……。

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