単なるパフォーマンス? それとも意味がある? 下回りを覗き込むクルマ好きはいったい何をしているのか (2/2ページ)

車高や排気管、触媒などクルマ好きのチェック項目は多数!

 もちろん定められた点検確認とかではなく、まず下げた車高がどれぐらい低いか。ベタベタに下げているなら、すったりしていないか。他人のクルマでも、車高のチェックをしていたし、どれぐらい太い排気管を付けているのか? 触媒は抜いているのか(今では絶対ダメ!)など、いろいろとチェック項目はあった。つまり、クルマ好きによる身体検査といったところ。

 さらに古めのクルマだと、ボディはピカピカでも下まわりが錆びていることがあるので、その点もチェック。きれいなら、ホントに程度のいい個体として、ほめてもらえたりしたものだ。

 もちろんでエンジンやミッション、デフからオイルが漏れていないかという、実用的なチェックもされていた。それらを踏まえて、仲間内での会話は盛り上がるわけで、古き良き時代のクルマ好きの姿と言っていいだろう。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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