【意外と知らない】ダンプカーの荷台に書かれている地名や数字の意味とは (2/2ページ)

問題が起きたときにナンバーが汚れで見えないことを防ぐため

 土砂に限っている理由は、ダンプカーの暴走行為が問題になった際、ナンバーが汚れていて見えず、摘発できなかったから。そもそもナンバープレートでは見えづらいので、荷台の左右と後ろに大きく書くようになったという経緯がある。それぞれ固有のものなので、ナンバーと同じく、身元を特定することができる。ちなみに土砂とは、土と砂だけでなく、石やコンクリート、レンガなども含まれる。

 表示のパターンは地名/(●)/数字で、地名と数字はわかるだろう。真ん中の●部分には事業内容、つまり使用用途を表す、漢字ひと文字が入る。

 営=運送

 販=砂利販売

 採=砂利採取

 建=建設

 砕=砕石

 石=採石

 他=産業廃棄物業などのその他

 となる。確かに荷台まわりが汚れそうな業種ばかりで、大きく明示するのは効果的だろう。身元が大きく書かれているだけでも、ダンプカーのマナーは大きく変わってくる。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
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