エンジンの暖機完了の合図ではない! 青く光る水温警告灯が消える温度と正しい暖気運転とは (2/2ページ)

環境に優しい暖機運転の方法とは?

 しかしクルマはエンジンをはじめトランスミッション、デファレンシャルなど金属製の部品の集合体だけに、各部が適温になった状態で正常に機能するようできているので、全体的に走りながらの暖機が必要だ。

 具体的な方法としては

 1)エンジン回転はレッドゾーンが始まる3分の1(6000回転からレッドゾーンなら2000回転)、スピードは40km/h程度を上限に丁寧にクルマを動かす

 2)水温の青いランプが消える、水温計が中央付近に来たら少しペースを上げてもいいが、シッカリと暖機するため本来の走り方はもう少し我慢して、自分が運動する前のウォームアップを済ませた時のように「調子が出てきた、動きが軽くなってきた」という感覚になってきたら、暖機運転終了と思っていいだろう。

 夏場もそうだが冬場もクルマにとっては辛い季節なので、クルマが好調を保てるよう労わりながら扱ってほしい。


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