いつもベストな姿勢制御が可能! 快適なドライブが可能になるブリッツの新作車高調に注目【東京オートサロン2020】

ブレーキキャリパーカバーはまるで本物のような本格派!

 数々のチューニングアイテムをプロデュースするブリッツ。1月12日まで開催された東京オートサロン2020にて、魅力的な新作を多数出展した。

 数多くのアイテムのなかから、注目の新作などを紹介したい。ひとつ目は、同社の看板アイテムである車高調整式サスペンション「DAMPER ZZ-R」をベースに、自動減衰調整機構などを備えた「DAMPER ZZ-R SPEC DSC PLUS」だ。

 注目なのは、減衰力を自動的に調整できる機能にフルオートモードを搭載したこと。業界初となるこの機能は、走行中のGの変化を感知し、最適な減衰力に設定できるというもの。ひとり乗りを基準とした場合、たとえばフル乗車になった際や荷物を満載したときも、姿勢変化したとセンサーが判断した際には自動的に減衰力を調整し、ひとり乗車のときと同じような車両姿勢を保とうと制御してくれる。

 また、路面が荒れたところへ移動した際も、車両の姿勢変化をモニタリングしているので、なるべく安定するように制御を行ってくれるというものだ。減衰力を調整するモーターも小型化し、さらに作動もスピードアップさせているので、より綿密な制御を行うことが可能に。

 車内で減衰力を調整するコントローラーも、UP/DOWNスイッチを大型化。ロータリースイッチも追加されているので、操作性も向上している。スポーツカーはもちろん、ミニバンなどでもその効果は存分に体感できるだろう。

 もうひとつは、足もとをスポーティに演出するブレーキカバー。ブレーキカバーといえば、一部のアイテムはきちんと装着できずに外れてしまうといったことも耳にするのだが、ブリッツはガチで作り込んだ本気の一品だ。

 現在開発中なのは、現行型の30系トヨタ・アルファード/ヴェルファイア用。ただ両面テープで貼り付けるといったお手軽装着ではなく、純正キャリパーが装着されるボルトなどをうまく流用してシッカリ固定できるという本格派だ。

 車種専用設計なので、装着したときのフィット感はもちろん、迫力も大幅にアップ。ドレスアップユーザーにも人気の30系アルヴェルだが、どうしても大型ブレーキキットを装着するまでの予算は……という人も多いそう。そこで、安心安全に足もとをドレスアップしてほしいという願いも込めて開発中とのことだ。


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