【情報が多すぎてわからない!】今どきのクルマのメーターの使い方とは (1/2ページ)

公道を走る上では速度を知ることがメーターの本質的な機能!

 最近はメーターパネルがフルデジタルになっているクルマが増えています。少し前まではタコ&スピードメーターぐらいは指針式で、それ以外が液晶のインフォメーションディスプレイに表示されるというものが多数派でしたが、いまどきは指針式のメーターも映像で作られたものになっています。ですから、スケールや目盛りを変えることは朝飯前ですし、クラシックタイプ、スポーツタイプなど気分に合わせてメーターデザインを着替えさせることもワンタッチです。

 なかにはメーター部分の全面にカーナビの地図を映し出して、肝心のスピードなどは小さく表示しているというケースも見受けられます。何が重要なのか、時代のニーズやオーナーの気分でも変わります。それでも、基本的に公道を走る上では速度を知ることがメーターの持つ本質的な機能です。速度制限を守ることは最低限守るべきルールだからです。

 オートマチックトランスミッションのクルマであれば、エンジン回転数を示すタコメーターも安全に運転する上ではなくても困りません。かつては当たり前のようについていた水温計が、いまや冷えている状態とオーバーヒートをそれぞれ示すワーニングランプに取って代わられたのは、昔のように水温に気を遣いながら運転しなくてもよくなったからです。その意味では、細かくコンピュータ制御されているエンジンにおいて、油圧や油温といったデータも不要です。

 乱暴に言ってしまえば、安全運転をするだけでいえばスピード表示だけあれば十分で、それ以外の情報は「なくても困らない」といえます。さすがに、これは暴言過ぎるかもしれませんが、少なくともメーカーが常時表示にしていない数値は、神経質にチェックする必要はありません。このくらい思い切り割り切ってしまえば、見づらいと思っていたメーターでもシンプルに見えてくるのではないでしょうか。


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

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スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
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モトブログを作ること
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