シートの工夫に大きな差あり! 日産ルークス vs ダイハツ・タントを全方位徹底比較 (1/2ページ)
一部グレードだがNAにもプロパイロットが装備されている
日本でもっとも売れているクルマは、今や軽自動車。それもスーパーハイト系が圧倒している。2020年2月の新車販売台数のデータでは、1位ホンダN-BOX、3位ダイハツ・タント、4位スズキ・スペーシアとなる。そんな激戦区に新たに登場したスーパーハイト系軽自動車が日産デイズルークス改め、日産ルークスだ。
新型ルークスが新車販売台数上位に食い込むことは必至。なにしろ、上記の新車販売台数のデータで空白とした2位につけるのが、ルークスのベース車となる日産デイズなのである。そう、新型ルークスは、日産がイチから開発した基本骨格、エンジン、CVT、安全装備、プロパイロットを含む先進安全運転支援装備などをデイズからそのまま受け継ぐスーパーハイト系軽自動車だからである。
ここでは、新型ルークスに次いで新しいタントに対する日産ルークスの優位点について説明したい。現時点で新型ルークスの試乗は行っていないので、走行性能以外の部分についてである。
まずは、この時代に不可欠な先進安全運転支援装備について。日産と言えば、セレナから採用されたプロパイロットだが、もちろんデイズにもこのルークスにも用意されている。ただし、ハイウェイスターのプロパイロットエディションのみの装備だが、NA、ターボともにチョイスできるのがタントとの違い。