これが本来の姿だ! スズキ・アルトバンの軽自動車すぎる潔さ (1/2ページ)

この記事をまとめると
■アルトバンは簡素な軽自動車の商用車
■価格は100万円を大幅に割り込みいまどきのクルマとしては激安
■筆者を虜にする7つの魅力について伝える
最近の軽自動車は高い。そんなに豪華装備じゃなくてもいいし、走りはそこそこかもしれないが燃費が良く、気軽に買えて乗れるのが軽自動車というものじゃないか。と、思ったりする今日この頃だが、ふとした瞬間、アルトバンを見て衝撃が走った。これぞ、本来の軽自動車の姿なのではないかと! 潔いほど「軽自動車している」アルトバンの魅力を紹介しよう。
100万円超えは当たり前、200万円に届きそうな軽の現状のなか、73.7万円という激安っぷり。グレードは3つしかないが(FFのMT/AT、4WDのAT)、最高でも92.95万円である。
死語かしれないが、アルトといえばボンバンの元祖。ボンバンとはボンネットバンの略で、乗用車的なクルマを商用車登録することで税金などの維持費を抑えたもの。初代アルトが爆発的にヒットしたのはボンバンだったこともある。アルトバンもその名のとおり、商用車なので税金類は当然安い。
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当たり前だが、ベースはフツーのアルト。正確にはどっちがベースかはわからないが、アルトのあのイタリアンテイストのエクステリアデザイン、ツルリとした樹脂が可愛いインパネはそのまま。ホイールはテッチンむき出しだが、社外ホイールに替えればいいだろう。サイズは極小(145/80R13)なのでホイールもタイヤも安い。驚くことにボディカラーは白のみ。まっさらなキャンバスと考えればステッカーチューンも映えるだろう。