いまこそ見直すべき! 装着減少の「ドアバイザー」のメリットは喫煙者以外にも結構あった (2/2ページ)

防犯防止やサンバイザーなどの使い方もできる

3)防犯でも効果あり

 毎年猛暑が続くと、駐車しているときに窓を少し開けておくことがある。大きく開けるのは怖いが少しなら大丈夫と思っているかもしれないが、プロにかかれば少し開いているというのは大きなメリット。ドアバイザーを付けていれば直接手を突っ込めないので、ドアロック解除などの難易度は上がる。

4)日が遮れる

 幅が狭いので効果は薄いが、サンバイザー的な効果も期待できる。その昔はクロカンやミニバン用だと、ドアミラーまでカバーするような巨大なものもあった。さすがに当時からやりすぎ感は強かったが。

5)デザインも悪くない

 すべてのクルマにベストマッチ、とはさすがにならないが、ミニバンやコンパクトカーだと、むしろ付いているほうがデザイン的によく見える車種もあるように思う。

 以上、整理してみると、意外にメリットはあるし、実際に使ってみるとありがたいのは確かだ。ただ、洗車のときに邪魔だったり、視界を遮ったり、風切り音の原因になるなど、デメリットも多い。透明樹脂なので、使っているうちにキズが付いて貧相な感じになることもある。

 家族で使うなら重宝するだろうが、スポーツカーなら見た目が悪いなど、クルマの用途やタイプなどでメリットの享受度合いは違うので、それぞれのオーナーの判断で付ければいいだろう。予想以上のメリットはあるということは事実だ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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