気がつけば「風前の灯火」! 「味もある」し「ファンもいる」のにクルマの進化で消えつつある装備7つ (2/2ページ)

カギやブレーキ、オーディオなども変化してきている

4)アナログのキー

 軽の商用車や廉価グレードでも、スマートキー化されていて、キーを差し込むという行為は急激になくなっている。防犯性などを考えると仕方がないとはいえ、手先の動きと始動がリンクしているのはクルマ好きには楽しい瞬間だったりする。

5)オーディオ

 細かく進化しているので具体的には紹介しないが、カセット、MD、CDなど、時代によって聴けるものがどんどんと変化。コネクトが広がってくると、いわゆる今までのオーディオすらなくなる可能性もあり、ラジオが聴けなくなる時代もやってきそうな気配だ。

6)ドラムブレーキ

 こちらもじわじわと減っていて、理由は自動ブレーキなどとの制御が問題。細かく制動力を制御するには、やはりディスクブレーキのほうが有利で、肝心のコストも次第に差がなくなってきているというから、この傾向は続くだろう。

7)MT

 最後は装備といってもかなり大きな部類だが、MT車は割合だけで言えば、2〜3パーセントぐらいと言われている。スポーツカーには必須だし、マツダもできるだけ用意するように努力はしているが、いかんせん売れなくてはメーカーもボランティアではないので、いつかは無くなってしまう。ただ、クルマというのはライフスタイルに大きく影響されるため、「じゃあ、MT車買うか」にはなりづらいのが難しいところ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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