様々な観点からのスコアリングされる自動運転車対応指数
自動運転車対応指数の世界ランキングで、日本は今年11位となった。昨年の10位から後退してしまった。
この指数は、世界的な公認会計事務所であり、企業や国・自治体への各種コンサルテーション業務を行っているKPMGが独自の見解で取りまとめているものだ。
同社が世界各地で展開する拠点が各国や各地域の状況を把握し、分野別でスコアリングし、その合計得点で年間ランキングを公表している。
今年のランキングトップは、シンガポール。昨年2位から一歩前進した。今年の2位は昨年トップのオランダ。3位は昨年と変わらずノルウェー。以下、アメリカ、フィンランド、スウェーデン、韓国、UAB(アラブ首長国連邦)、デンマークと続き、11位が日本である。
スコアリングされる分野は4つ。政策や法整備。テクノロジーとイノベーション。インフラ整備。そして、社会需要性だ。
トップのシンガポールの場合、国の面積が狭いなか、自動運転に対して積極的な法整備を行っていることで、この分野が世界トップ。また、政府の広報活動や大学などとの連携も充実していることから、社会需要性でも世界トップである。