安いには「ネガ」な理由がある! 中古車に「掘り出し物なし」と言われるワケ (2/2ページ)

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安いものを選ぶ際はしっかり説明を受けて納得してから購入すべき

 修復歴ありかなしかというのは、知識があまりない人でもこだわる部分だ。指導もあって、ごまかして売ることは減ってきたし、よく聞く「ちゃんと直っていれば、安く買えるので問題なし」というのはあって、これ自体は正しい。

 ただ、ちゃんと直っているかというのは、客側にはわからないし、売る側もわかっていないかもしれない。わかっていてもウソをついているかもしれないというのも客としてはわかるわけもない。じつはオークションでの出品データには修復歴あり、というのは明記されるが、それがチャンと直っているかどうかなどの表記はない。

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 今まで取材したなかではちゃんとした業者だと「オークションで落として、実車が来てひどかったら、自分のところでは売らず、オークションに再度流す」という対応しているところが多い。損をしたとしても仕方がないとも言うが、そのまま黙って店頭で売ってしまうとしたら……。

 さらに機関部の程度が悪すぎることもある。そもそもオークションでの査定時にはエンジンはかけるとしても走ってチェックすることはないので、実際の走りはどうなっているかわからない。実際に出品されている会場に行けば目で見てチェックできるものの、同じく走ることはできないし、最近は遠方の会場でもネットで参加できるのでなおさらだ。修復歴ありと同じで、実車を見てみたらダメだったというのもありうるが、その場しのぎでなんとなく調子がいいようには見せられる。

 と、疑いだせばキリがないし、とりあえず安い物はとことんまで説明を受けて、走行距離はかさんでいるけど、メンテはしっかりとされているなど、納得してからでないと買わないほうがいい。プロにかかれば素人をだますのは朝飯前。結局は店選びで、最近は中古車雑誌が行なうとてもシビアな鑑定付きというのも増えているので、少々高くてもそういうものを選んだほうがあとあと泣かなくて済む。

 今回は安い掘り出し物はないという点でまとめてみたが、「中古車に掘り出し物はなし」「こんなもんですよ、は信じない」を肝に命じて、限られた予算でできるだけいいものを探してほしい。

名前:
近藤暁史
肩書き:
-
現在の愛車:
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味:
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人:
遠藤ミチロウ、岡江久美子
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