すでに10年落ちの中古も! 先進安全装備の先駆け「アイサイト」にメンテナンスは必要か?

すでに10年落ちの中古も! 先進安全装備の先駆け「アイサイト」にメンテナンスは必要か?

寿命はクルマ本体の耐用年数と同程度あると考えて良い

 SUBARUの運転支援システム、アイサイトは、じつは耐久性の高さにおいても豊富な実績を誇る。何せ1990年代からアイサイトの前身と言える運転支援システムのADAを商品化して来たので、開発の歴史が古く、製品の耐久性に関する経験値もズバ抜けて豊富だ。2003年デビューの4代目レガシィに設定されたADAも、クルマそのものがマトモな状態であれば、現在でも普通に機能している例がいくつもみられる(そもそも装着車が少ないのだが)、アイサイトという商品名になってからも、アイサイトが壊れたという話はほとんど耳にしたことがない。

 アイサイトVer.2がブレイクした2010年頃、アイサイトVer.2を搭載する5代目レガシィ(初期のアプライドA型は未装備)の開発に深く関わったSUBARUのエンジニア熊谷泰典さんにアイサイトの耐久性について質問したところ、「先進運転支援システムのアイサイトについても寿命は慎重に設定しており、少なくともクルマ本体の耐用年数と同程度は長持ちするとお考えください。2機のステレオカメラシステムはアルミダイキャストでしっかりと取り付けられており、機械的な信頼性は極めて高いレベルにあります」と答え、絶大な自信をのぞかせた。アイサイトは基本的にメンテナンスフリーであると考えていい。

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スバル5代目レガシィの走行シーン画像はこちら

 ただし、極端に車高を上下するなど、クルマにチューニングやカスタマイズを施した場合は誤作動を起こすことはありえるまた、フロントウインドウの撥水コーティングを施すと、流れる水滴によって前方の状況を誤認識してしまう可能性があるので、その点は注意が必要。

 ちなみに、新型レヴォーグではアイサイトのカメラがフロントガラスにマウントされるようになったが、フロントガラスに直接装着されている訳ではないので、フロントガラスの交換に支障はない。飛び石などでフロントガラスが割れて要交換となっても、交換の手間や費用は従来型と変わらないとされている。

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