販売現場は「ランエボ再び」の声! 三菱がスポーツモデルをやめた理由と復活の可能性 (1/2ページ)

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販売現場は「ランエボ再び」の声! 三菱がスポーツモデルをやめた理由と復活の可能性

かつては魅力的なスポーツモデルが多数存在した

 今の国内で売られる三菱車のラインアップを見ると、SUVのアウトランダー/エクリプス クロス/RVR、ミニバンのデリカD:5、軽自動車のeKシリーズが主力だ。

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 そしてデリカD:5、eKクロス、eKクロススペースも、エクリプス クロスなどと同じくダイナミックシールドのフロントマスクを装着。つまり今の三菱車は、SUVがすべての商品に共通するモチーフになった。

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 過去を振り返ると、三菱は1950年代から三菱ジープの生産を開始している。この流れを受けて1982年に初代パジェロを発売した。それまでのSUVは、悪路で使う業務用車だったが(当時はSUVという言葉もなかった)、初代パジェロは乗用車感覚を強めた。そのために新しいカテゴリーのクルマとして一般ユーザーの間でも人気を高め、パジェロの登場以降、トヨタ・ランドクルーザーなどのライバル車も内外装の質を向上させている。ちなみに1991年に登場した2代目パジェロは、1992年に1カ月平均で約7000台を登録した。今のアルファードに匹敵する売れ行きで、憧れのクルマになっている。

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 パジェロが好調に売れる一方で、三菱はスポーツモデルにも力を入れた。実質的な発祥は、1970年に登場したギャランGTO。セリカやスカイラインと並ぶ人気車になった。1976年にはセダンのギャランΣ、クーペのギャランΛを発売してスペシャルティカー路線を確立し、1987年にはギャランVR-4が登場した。

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 ギャランVR-4は直列4気筒2リッターのDOHCターボエンジンにフルタイム4WDを組み合わせた高性能モデルだ。パジェロで築いた4WD技術を4輪制御に進化させ、4輪操舵も採用した。この路線で1990年には最高出力280馬力を達成したGTO、1992年から始まるランサーエボリューションシリーズに繋がる。ラリーにも参戦した。

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 以上のように4WDと4輪制御を軸に、SUVとスポーツモデルをそろえるのが三菱のクルマ作りになった。アウトランダーとエクリプス クロスのPHEVは、前後輪にモーターを配置して綿密な4輪制御を行う。運転の楽しさや優れた走行安定性と、環境性能を両立させた。

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