いまどき軽自動車の充実ぶりが凄すぎる! 遊びが数倍楽しくなる「趣味別」おすすめKカー5台 (1/2ページ)

車中泊やウインタースポーツにピッタリなクルマも!

 カーシェアやサブスクの利用者が増えたり、EVやスモールモビリティが受け入れられてきたり、今、クルマの乗り方やクルマに対する価値観が多様化しています。でも1つ変わらないことは、クルマがあることで豊かになる生活、広がる世界が必ずあるということではないでしょうか。

 たとえば趣味も、そのひとつ。クルマがあれば段違いに便利で楽しくなる趣味や、クルマがないとできない趣味もあるものなんですよね。そこで今回は、このクルマがあったら、こんな趣味がもっと楽しくなる! という5つの例をご紹介したいと思います。

1)ホンダN-VAN

 まずは、クルマがないとできない趣味と言えば、車中泊によるドライブ旅。長い休暇を取って、ひとりで気ままに旅をしたいな〜と憧れる人も多いですよね。日本全国の世界遺産を制覇するとか、東海道五十三次をめぐるとか、日本中のサーフスポットで波にのるとか、目標を立てて休日のたびに出かけていく人もいるようです。そんなときにぴったりな相棒が、ホンダN-VAN

「商用車でしょ?」と言うなかれ。停車中は運転席までしっかりフラットになる室内は、さまざまな趣味においても実力を発揮するんです。バックドアだけでなく、助手席側の柱がなく、前のドアとスライドドアを開ければガバッと広く開くので、サーフボードなど長い荷物や自転車などの大きな荷物の積み下ろしがラクラク。車中泊では、大人2人がしっかりと足を伸ばして寝られるスペースができ、その下に荷物を収納するスペースまで確保できます。

 オプションで外部電源入力キットをつければ、エンジン停止中でも車内で電化製品が使えたり、テールゲートメッシュを使うと虫などの侵入を防ぎながら、風通しを良くすることも。これ1台あれば、もうホテルいらず!? いろんなところへ行きたくなりそうですね。

2)スズキ・ハスラー

 次に、これからがオンシーズンとなるスノーボードには、元祖「遊べる軽」として登場して以来大人気のスズキ・ハスラーがぴったり。初代よりさらに広くなった室内は、天井の高さもあるのでウェアへの着替えもしやすいし、後席の背もたれ背面とラゲッジのフロアは防汚仕様になっているので、濡れたボードを置いても気にならず、掃除もサッと拭き取れてラク。助手席の背もたれがフラットになるので、2人でスノボに行くときも、運転席の後ろに2人目が座ればスノボを車内に積んで出かけられます。

 もちろん、ルーフに付けられるカーゴアタッチメントもオプションで用意されているので、ルーフ上にもたっぷり積めます。そして、最低地上高が180mm確保され、アプローチアングル29度、デパーチャーアングル50度で、凸凹の雪道もなんのその。4WDの走破性もタフで、スノーモードを選択すると、アイスバーンでのタイヤ空転を防いでくれたり、片輪が空転しても脱出しやすくするグリップコントロールもついていたりで、頼もしいのがハスラーです。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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