「マツダ」が「レクサス」や「ホンダ」を押さえて全米1位の自動車ブランドに選出! 消費者の心を掴んだ理由とは?

「マツダ」が「レクサス」や「ホンダ」を押さえて全米1位の自動車ブランドに選出! 消費者の心を掴んだ理由とは?

コンシューマレポートってどんな報告書のこと?

 マツダがアメリカの自動車ブランドでトップに立った!?

 日本のマツダ関係者もちょっと驚いた、このニュース。情報の発信元は、コンシューマ・レポートだ。日本人には馴染みの薄い、この名前。だが、アメリカで自動車を製造・販売しているメーカー関係者としては、この名前に対してかなり敏感に反応する場合が多い。

 コンシューマ・レポートは、一般的なメディアではない。自社でクルマや家電などを実際に購入して、自社施設で使用テストを行い、その結果を消費者(コンシューマ)に対して率直な意見として発信するという手法をとっている。そのため、自動車メーカーにとって「コンシューマレポートで書かれた……」という表現の多くは、ネガティブなケースが多い印象がある。

 一方で、今回マツダにとっては嬉しい知らせとなった。トップに立ったランキングとは、自動車ブランド信頼度2020である。マツダがトップで、トヨタ、レクサス、ビュイック、ホンダ、ヒュンダイ、ラム、スバル、ポルシェ、ダッジと続く。

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 この信頼度というカテゴリーは、ユーザーからの声を主体として故障の少なさや、所有することでの全般的な安心感、さらに商品企画に対してなど、多角的な観点から評価項目を決めて採点している。マツダが高得点となったのは背景には、プラットフォームやエンジンの共有化をベースに、着実な年次改良を進めて商品価値を維持、または向上していることが大きなポイントだ。

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 アメリカでは、日本市場とは違い「イヤーモデル」と称して、毎年夏に商品の入れ替えが行われる。そのため、アメリカ人の多くはフルモデルチェンジやマイナーチェンジといった商品改良サイクルに馴染みがない。そうしたなか、一部のメーカーは、外装のお化粧直しだけでイヤーモデル化する場合もあるのだが、マツダの年次改良は本格的な商品改良であると、アメリカ人のユーザーから好評なのだ。

 またブランドイメージの基盤となるディーラーについても、ここ数年間で新世代店舗への転換を進めており、目標数の300に向けて着々と計画が遂行されている。こうしたディーラー改革はお店の外観やインテリアのみならず、従業員教育についても実施され、社員全員が改めてマツダのモノづくり精神を共有する運動を進めている。

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 今回のブランド信頼度No.1の栄誉は、メーカーとしての商品作り、またディーラーとしてのユーザーに対する良き関係作りという両面が進化したことで得られたのだと思う。

名前:
桃田健史
肩書き:
-
現在の愛車:
トヨタ・ハイエースキャンパーアルトピア―ノ等
趣味:
動物たちとのふれあい
好きな有名人:
聖徳太子(多くの人の声を同時にしっかり聞くという伝説があるので)

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