4つの理由が明らかに! 最近「膨らんで曲がる」クルマが多いワケ (1/2ページ)

安全性が向上した最近のクルマならではの理由もあった!

 ガラガラの駐車場で、隣にわざわざ止めるトナラーなど、最近は理解不能で不思議な現象が多いが、そのひとつが交差点や路地で、一旦外側に膨らんでから曲がるというのがある。その昔はいなかった気がするが、いずれにしても最近よく目に付くし、突然反対側に向くのでヒヤリとすることから、「カンベンしてくれ」という声も多い。しかし、なぜ外側に振ってから曲がるのだろうか。ヒヤリングも含めて、理由を検証してみた。

1)寄せるのが怖い

 最近のクルマは安全性確保のためもあって、ボディが肥大化しているだけに、運転席の反対側、つまり助手席側の見切りが非常に悪くなっている。そのため、曲がるときに角にぶつかるのではないかと恐れるあまり、一旦離れてから切り込むという形になる。

 外に振るというより、角から離れるというのが正しい。実際にやっている人に話を聞いたことがあるが、「なんかギリギリだと怖い」という曖昧な答えが返ってきた。恐らく、これが一番大きな理由だと思われる。

2)なんとなくかっこいいから

 これは昔のほうが多かったような気がするが、今でもまだいるにはいて、振って曲がるとかっこいいと思うようだ。ラリーじゃあるまいし、普通に曲がればいいのにと思うことしきり。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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