山道ではハンドリング性能を思う存分に発揮できる
が、ADVAN dB V552の真価はそれにとどまらない。輸入車が持つハンドリング性能や快適性をスポイルすることなく、そうした上質な乗り心地、感動に値する静粛性を味わわせてくれるところこそ、ADVAN dB V552の本領と言っていい。そして驚きを隠せなかったのが、S字カーブが延々と続く山道を駆け上がったときのことだ。

カーブには、ゼブラゾーンになった雨の日でも滑りにくい茶色の特殊舗装が施されているところもあるのだが、普通、クルマにはそれなりのパタン、パタンというショックと騒音がつきものだ。しかしADVAN dB V552を履いたルーテシアは、そうした路面からの影響をほとんど感じさせないまま、すんなりと走破してしまうのだからすごすぎる。
さらにうれしいのは、山道で顕著になるADVANブランドに恥じないタイヤの剛性の高さによるハイレベルなハンドリング性能だ。過敏過ぎない、しかしタイヤからのインフォメーションが豊富かつリニアな操縦性、路面を舐めるような安定感の高さを、飛ばすほどに味わせてくれるのである。それは、単なるエコタイヤ、コンフォートタイヤとは別次元にあるタイヤ性能と言っていい。クルマの挙動すべてがスムースなることもあって、だから、ドライバーも乗員も疲れにくい。

ということは、ADVAN dB V552のようなタイヤを履いていると、山道で起こりやすいクルマ酔いもしにくくなるのではないか? そこで今回、TVや雑誌などでも活躍中の精神科女医、なんとフランス車のオーナーでもある高木希奈先生にクルマ酔いの原因について聞いてみると、「クルマ酔いは、身体のバランスを取り、姿勢を保つ平衡感覚を司る三半規管によるもので、乗車時に感じる揺れ、スピード、ノイズ、視覚情報、そして筋肉、関節などで感じる揺れや振動などの刺激が小脳に伝わる。走行中、その情報が目まぐるしく変化することで情報過多となり脳が処理しきれなくなり、”不快な状態”と判断し自律神経が乱れ、クルマ酔い(医学的には動揺病という)を引き起こす」ということだそうだ。

ここで注目すべきは、高木希奈先生が指摘した、クルマ酔いの原因となりうるクルマの揺れ、振動、ノイズ、そして筋肉と関節への刺激である。
ボクのまわりにも、クルマ酔いしやすい子供がクルマの揺れ、安定性を高めてくれるベクタリングコントロール付きのクルマに乗り換えたらクルマ酔いしにくくなったという実例もあるぐらいで(某自動車メーカーのベクタリングコントロールは、子供のクルマ酔い防止に効果があるとして、キッズ大賞を受賞した実例もある)、揺れ、振動、ノイズが低減された静かで滑らかな走行性能、筋肉と関節への刺激が少なくなるスムースなクルマの挙動を実現するADVAN dB V552は、クルマ酔い防止にも効果がある……という医学的な仮説も成り立つのである。
つまり、ADVAN dB V552は、ルーテシアのような輸入車の持つ走りの質をまったくスポイルすることなく、どころか、ドライバーと乗員の快適性を飛躍的に高めてくれる、クルマ酔い防止にも効果がありそうなプレミアムコンフォートタイヤと言えるのではないか。

じつはボク自身も、昨年の秋に新車から6年を経過した愛車の輸入ステーションワゴンにADVAN dB V552を装着しているのだが、ADVANならではのハイレベルな操縦性、快適感、ヨコハマタイヤ史上最も高い静粛性やウエット性能を堪能し、まるで新車時のドライブフィールが蘇ったような印象さえ覚えているほどで、その神タイヤぶり(くどいようですが、ボクの個人的なイメージ表現です)に大満足しているところなのである。
もし、愛車の乗り心地や静粛性に不満があり、クルマ酔いしやすい同乗者がいるのであれば、ADVAN dB V552に履き替える価値は大いにあると思える。
装着タイヤ:ADVAN dB V552(アドバン デジべル ブイゴーゴーニ)
サイズラインアップ:155/65R14〜245/40R20(全49サイズ)
試乗車:ルノー・ルーテシア
装着サイズ:205/45R17(前後)
【詳しくはこちら】
問い合わせ:横浜ゴム株式会社 0120・667・520(受付時間 平日:9:00~17:00)
https://www.y-yokohama.com/product/tire/advan_db_v552/