人気のハイブリットカーとは? 魅力やメリット・デメリットについて (2/2ページ)

燃費の良いオススメハイブリッドカーを紹介!

■ハイブリットカーの選び方

 何度もいうが、ハイブリッドカー最大の特徴は燃費に優れることだ。そうはいってもいま、とくに国産車を中心にハイブリッドは多くの車種にラインアップされ、決して燃費に優れるクルマばかりではないことも注意しておきたい。

 たとえばスーパーカーのホンダNSXは10.6km/L(WLTCモード)であり、同格のスーパーカーに比べれば燃費がいいとはいえるものの、クルマ全体としてみれば省燃費とはいえない。同様に日産スカイラインのハイブリッドも12.4km/L、スバル・フォレスターが14.0km/Lなどといった燃費のクルマが存在する。

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ハイブリッドスーパーカーのホンダNSX画像はこちら

 これらのクルマは、モーターによる加速のスムースさ、鋭さであったり、静粛性、車両姿勢のコントロール性などにも利点を見いだしてハイブリッドを採用している。なのでもし燃費を期待してハイブリッド車を選ぶのであれば、しっかりと数字を確認してほしい。

e-BOXERと呼ばれるハイブリッドを搭載したスバル・フォレスター画像はこちら

 また、同一車種でガソリンとハイブリッド車が用意されている場合、ハイブリッド車のほうが価格が高いことは前述したとおりだ。その分色々なメリットもあるが、燃費が優れているので燃料代で元がとれる、と考えて購入するのは間違えであるといておきたい。車種にもよるが、大雑把にいって20万〜30万kmを走行しないと価格差が埋められないことがほとんどだ。ただし下取り価格もハイブリッドのほうが高いため、買い替えを考える人は、初期投資が大きくてもハイブリッドを積極的に選んで問題ないだろう。乗りつぶし派の人は、ガソリン車も選択に入れて考えてほしい。

■燃費の良いおすすめのハイブリットカー

①トヨタ・ヤリス

トヨタ・ヤリスハイブリッドのフロントスタイリング画像はこちら

 燃費の良いハイブリッドカーといえば、日本市場での売れ筋ジャンルであるコンパクトカーが中心となる。そのなかでもとくに省燃費で定評があるモデルは、トヨタ・ヤリスだ。

 ヤリスはもともと日本でヴィッツと呼ばれていたクルマだが、モデルチェンジでグローバルな名称であるヤリスに統一された。

 1.5リッターのNAエンジンに、長い歴史をもつTHS2というハイブリッドシステムを組み合わせ、なんとWLTCモード燃費で35.4〜36km/L(2WD)という凄まじい数値を叩き出す。

 コンパクトカーとしてライバルに比べると、リヤシートやラゲッジの狭さが気になるが、タウンユースをメインで考えれば十分実用性のある中身だ。

トヨタ・ヤリスハイブリッドのラゲッジルーム画像はこちら

 価格は199万8000円(HYBRID X 2WD)〜249万3000円(HYBRID Z 4WD)。

②ホンダ・フィット

ホンダ・フィットハイブリッドのフロントスタイリング画像はこちら

 ヤリスのライバル車ともいえるフィットは、フルモデルチェンジでガラリとデザインを変更した。同時にハイブリッドシステムも従来のi-DCDからi-MMD(名称:e:HEV)へとまったく異なるものに変更されている。

 このe:HEVでは、エンジンはほぼ発電に徹し、モーターで走ること。それゆえ電気自動車的な走行フィーリングとなる。特長としては、一部高速走行時の低負荷領域のみ、エンジンでの駆動が行われるところだ。

 燃費は2WD車で27.2〜29.4km/L(WLTCモード)と、ヤリスほどではないが素晴らしい数値を誇る。

 使い勝手の面では、多彩なアレンジを誇るリヤシート、それに伴う優れた積載性が注目だ。

ホンダ・フィットハイブリッドのラゲッジルーム画像はこちら

 価格は199万7600円(e:HEV BASIC 2WD)〜253万6600円(e:HEV LUXE 4WD)。

③日産ノート

日産ノートのフロントスタイリング画像はこちら

 日産ノートは2020年に3代目へとフルモデルチェンジしたコンパクトカーだ。

 ライバルのヤリスやフィットがガソリンモデルとハイブリッドモデルをラインアップするのに対し、3代目ノートはハイブリッドのみに一本化した。

 システムはe-POWERとよばれるシリーズハイブリッド。1.2リッターのNAエンジンは発電のみに使用され、全速度域で完全にモーター駆動となる。

日産ノートのe-POWERシステム画像はこちら

 燃費は2WDで28.4〜29.5km/L(WLTCモード)と、フィットと同じレベル。

 価格は202万9500円(X 2WD)〜244万5300円(X FOUR 4WD)。この上にオーテックが手がけた上質な内外装が特長の、AUTECHグレードも用意される。

■記事まとめ

 2035年までに日本で販売する新車をすべて電動化する方針であると菅義偉総理大臣が表明し、にわかに自動車業界は騒がしくなっている。電気自動車も徐々に増えつつあるものの、当然電動化の中心となるのはハイブリッド車であろう。日本はトヨタが初代プリウスを発売して以来、ハイブリッド車で世界をリードしてきた。それゆえ各メーカーから登場するハイブリッドモデルの数も多く、中身も熟成されている。環境性能の点で計り知れないメリットを感じられるハイブリッド車を積極的に選んでも問題ないだろう。

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