国内販売台数2・3位はスズキ&ダイハツ! 株式時価総額は日産とスズキがほぼ同列! 日本の自動車メーカー規模のいま (1/2ページ)

国内販売台数2・3位はスズキ&ダイハツ! 株式時価総額は日産とスズキがほぼ同列! 日本の自動車メーカー規模のいま

この記事をまとめると

■販売世界一の自動車メーカーであるトヨタがすべてにおいて圧倒的な規模を誇る

■自動車というのは高額商品で価格の幅も広く、販売が売上高に比例するわけではない。

■企業規模と商品力は別物で、ブランド価値を単純に比較することはできない

どの指標でもトヨタが圧倒的な規模を誇っている

 自動車産業は日本の基幹産業。トヨタは販売世界一の自動車メーカーであることも知られている。2020年の販売規模は952万台で2位はフォルクスワーゲンだ。一方、時価総額(発行株式数に株価をかけた額)ではテスラが69兆円で自動車メーカーではトップという話は経済系ニュースでよく見かけるだろう。

 では、国産自動車メーカーの規模感はどうなっているのか。まずは、時価総額のランキングから確認してみよう。なお、ダイハツはトヨタの完全子会社で上場していないため7社のランキングとなる。

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国内メーカー時価総額ランキング画像はこちら

 前述したように、時価総額が株価に連動して日々変動しているので、規模感が理解できるよう2021年7月第一週を参考にしておおよその数字に丸めてみた。あらためて並べてみると、国産メーカーではトヨタが圧倒的な存在であることに驚かされる。そして7社の時価総額を見ていて、意外に感じるのは、先ごろ引退した鈴木 修・前会長が「うちは中小企業」と言い続けてきたスズキの時価総額が日産とほぼ並んでいること。日産の株価が4年前と比べて半分程度に低迷していることも影響しているだろうが、国内販売台数ランキングをみれば、この結果も納得できるはずだ。

国内メーカー2021年度上半期国内販売台数ランキング画像はこちら

 直近の数字を見るべく、2021年上半期(1月~6月)の国内販売台数をランキングにしてみた。なお、自販連の発表する登録車のメーカー別統計データと、全軽自協による軽自動車の統計データをもとに、独自に計算したものだ。

 これは日本の街なかで見かける新車の比率に近いといえ、肌感覚での”売れている自動車メーカー”を示すランキングといえるだろう。そして、知っている人にとっては驚くことではないが、いま国内販売でいえば2位はスズキである。やはり軽自動車というのは数が稼げるカテゴリーで、3位もトヨタの子会社であるダイハツとなっている。

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