美しすぎるボディラインの虜になる! アフロディーテばりの「色気ムンムン」クルマ5選 (1/2ページ)

人を惹きつける色気抜群なクルマを紹介

ふいにすれ違ったクルマに思わず目を奪われ、ずっと見つめ続けてしまったり、胸がドキドキと高鳴ったり。そんな経験があるとしたら、それはそのクルマがもつ「色気」の仕業かもしれません。私たちが異性に対して感じやすい「色気」ですが、じつはクルマにも当てはまるのです。

たとえば、男性が女性に「色気」を感じやすいポイントとして、まずメリハリのあるボディ。出るとこは出て、くびれがしっかりある体型ですよね。それはクルマにも言えることで、グラマラスなボディラインや流麗なルーフラインを持つクルマは色気を感じやすいことになります。次に、艶のある肌や髪。これはクルマで言えばボディカラーやインテリアになるでしょう。

 そして、所作がゆったりとして落ち着いている女性も、ときに色気を感じさせますが、クルマは見ているだけでそうしたゆったりとした時間が想像できること。いつも冷静で知的な雰囲気の女性にも色気を感じやすいですが、それはクルマにも言えるかもしれません。こうしたクルマは、乗っているオーナーまでも色気のある人に見せてくれるはず。今回はそんな、色気たっぷりのクルマたちをご紹介します。

1)メルセデス・ベンツCLS

 まずは、4ドアでありながらクーペのようなボディを持つ初代が登場した時に、全世界がこの色気にうっとりしたというメルセデス・ベンツCLS。4ドアクーペというジャンルを確立し、もともとはジャガーのお家芸であったセクシーなセダンの称号を奪い去ったモデルです。

いちばんのポイントは、リヤのフェンダーラインからヒップにかけてがしっかりと張り出してくびれと膨らみを作り出し、ルーフはなだらかな満点メリハリボディ。そこに気品あふれるジュエリーのようなフロントグリルが合わさって、女神のような輝きを放っていたのでした。

2018年に登場した現行モデルは、そのメリハリボディがややスッキリとしたラインにはなっていますが、相変わらずその色気は健在。全長5mに迫る堂々たるボディサイズの存在感も相まって、ドアが開いておりてくる人までも、優雅に見せてくれる1台です。

2)MAZDA3 ファストバック

 2台目は、360度どこから見ても艶っぽさを感じさせる、マツダ・MAZDA3ファストバック。それまでのアクセラから改名して登場した5ドアハッチバックですが、デザインの美しさへのこだわりから、あえて「ファストバック」と名乗っています。

全体的にはシンプルな造形ながら、しっかりと色気を感じさせる要因は、少し潤んだように光をたたえるヘッドライトや、控えめなのに上品さがあふれるフロントグリル。そしてとことん発色にこだわったというボディカラーにあるようです。「匠塗(TAKUMINURI)」と呼ぶほど、特別な塗装技術でみずみずしく艶やかな透明度。

とくにマツダの代表カラーともなっている「ソウルレッドクリスタルメタリック」は、生命力にあふれたエネルギッシュな強さと鮮やかさをもつカラーに進化して、見る人を虜にしています。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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