「レザー」か「ファブリック」かだけでは判断できない! じつは複雑なクルマのシート生地の素材と特徴 (1/2ページ)

「レザー」か「ファブリック」かだけでは判断できない! じつは複雑なクルマのシート生地の素材と特徴

この記事をまとめると

■クルマのシートにはさまざまな素材が使われている

■大きく分けるとレザーとファブリックの2つ

■レザー・ファブリックはそれぞれさらに細分化できる

本革は万人にとって最上級とは限らない

 クルマのシートにはさまざまな素材が使われていて、それぞれ見た目の風合いや触り心地が異なる。そのクルマの質に大きく関わる部分だけでなく、長時間座り続けることから、機能面でもシートの生地は重要となってくる。シート生地というと、布と革ぐらいのイメージかもしれないが、改めてカタログなどを見てみると、意外に種類が多いことに気がつく。今回はそれぞれの違いを整理してみよう。

 まずはレザーだが、本革シートと呼ばれるように、本物の革を使用している。一般的な革製品と同じで、なめしたうえに塗装がされている。プレミアムモデルとなると、コノリーなどのブランド革を使用しているが、これは牛の種類や取る部位などにもこだわり、なめし方も独自のノウハウで行われていて非常に高価だ。

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日産オーラの本革シート画像はこちら

 ブランドレザーでなくても、座り心地もしっとりした感じが持ち味。ただレザーは価格が高く、手入れに手間がかかるうえに、表面処理によっては体が滑りやすく、コーナーなどで落ち着かないこともある。最近はかなりよくなったが、ひと昔前の国産車のレザーシートではけっこうあった。

 レザーで最近増えているのが、人工皮革だ。つるつるした表皮タイプもあるが、いわゆるバックスキン調が人気で、ザラザラとした独特の風合いは高級感にあふれ、見た目もいいし、耐久性もかなり高い。この素材で世界的に使われているのが、アルカンターラとウルトラスエードというブランドで、どちらも東レ系の製品となっている。デメリットとしては汚れが付くと落としにくいことだろう。

スバルBRZのアルカンターラシート画像はこちら

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