スポーツとラグジュアリーが奇跡の融合! マセラティのスーパーカー「MC20」が鈴鹿を走った! (2/2ページ)

マセラティが久々にレースにも復帰! 気になる値段も発表された

 鮮やかな外装色はMC20の専用色として開発された、「Blu Infinito:ブルー・インフィニート」。この鮮やかな青が鈴鹿サーキットを彩った。このモデル専用に6色(ビアンコ・アウダーチェ、ジャッロ・ジェニオ、ロッソ・ヴィンチェンテ、ブルー・インフィニート、ネロ・エニグマ、グリジオ・ミステロ)の特徴的な専用色が用意されており、モデナの工場でペイントされる初のマセラティ・プロダクトとなっているのにも注目だ。

 なお、このMC20は、今回のシェイクダウンに一緒に登場したMC12の後継モデルといえるスーパースポーツカー。2004年にマセラティはMC12でレースにカムバックを果たしており、先代モデルと同様、マセラティは再びMC20とともにレース界へと復帰することも発表された。

 最高出力630馬力、最大トルク730N・mを発揮する、100%自社開発による新たなV6エンジン「Nettuno(ネットゥーノ)」を搭載し、0-100km/h加速は2.9秒以下、最高速度は325km/h以上を実現。他社のスポーツカーにもいっさい引けを取らないハイパフォーマンスな1台となっている。

 なお、新開発のこのエンジンは標準生産車のパワーユニットとして初めてF1由来のテクノロジーを採用している。

 MC20の製造は、モデナの歴史的なヴィアーレ チロメノッティ工場で生産されるとのことだ。

 さらに、最高レベルの人間工学によってデザインされ、ブランド初のバタフライ・ドアを採用しているのにも注目だ。美しさや走りへの期待感を高めるだけではなく、キャビンへのアクセスを容易にする機能性を携えている。

 日本での販売価格は2650万円を予定している。パッケージ内容を考えると、意外にもお得な1台と言えるかもしれない。

 以下が、暫定とはなるがMC20のスペックなどの詳細となる。


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