7組のフローティングバーによる新スピンドルグリルで超オラ顔! 日本発売は2022年初頭予定のレクサスLXを公開 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■日本での発売を2022年初頭に予定している新型レクサスLXを初公開

■「世界中のどんな道でも楽に、上質に」をコンセプトにドライバビリティと乗り心地を追求

■機能性と優雅さが調和したレクサスの次世代デザイン言語を採用

どんな道でも快適で上質な時間を提供してくれる新型LX

 レクサスは、新型「NX」に続く次世代レクサス第2弾モデルとして、新型「LX」をサウジアラビア王国ならびにアラブ首長国連邦で初公開した。

 レクサスLXは、1996年に北米で発売されて以来、「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」をベースに、乗り心地や静粛性などを磨き上げることで、世界中のあらゆる道での運転に耐えうる運動性能と、上質な乗り心地を両立するレクサスのフラッグシップSUVとして好評を得ており、2021年8月末時点で世界約50か国、累計約50万台を販売しいる。

 新型LXは、どんな場所でも快適で上質な時間を乗員へ提供しつつ、乗る人のライフシーンを豊かなものに昇華してくれる。「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を確保するために、伝統とも言えるボディオンフレーム構造を維持しながら、新GA-Fプラットフォームをレクサスで初採用し、伝統のラダーフレームを刷新。最新の溶接技術の活用などにより、高剛性(従来型比+20%)かつ軽量なフレームとし、衝突安全性能、静粛性、並びに走りの質を向上さた。

 また、ボディについても、ボンネット、ルーフ、全ドアパネルをアルミニウム化(ルーフのアルミニウム化はレクサス初)。パワートレインの搭載位置を車両後方に70mm、下方に28mm移動することで、従来型との車両重量比で約200kgの大幅な軽量化と低重心化、前後重量配分の改善を果たしている。ドライビングポジションの改善もされており、ドライバーの意思に沿う走りに貢献。軽量化は環境性能の向上にも寄与している。

 新型LXは、オフロード走破性とオンロードの操縦安定性を高次元で両立するため、フロントにハイマウントダブルウイッシュボーン式サスペンションを採用し、サスペンションジオメトリおよびコイルスプリングのばね定数を最適化することで優れた車両安定性と乗り心地を両立した。また、オフロード走破性の重要な要因であるサスペンションストロークは、リバウンド従来型比+15mmと十分な長さを確保し、優れた路面追従性と悪路走破性を実現する。

 リヤは、信頼性の高いトレーリングリンク車軸式サスペンションを継承しつつ、サスペンションアーム、ショックアブソーバー配置と特性をつくり込み、車軸の動きをコントロールしやすくすることで、優れた車両安定性と乗り心地を両立。リバウンドストロークは従来型に比べ20mm拡大し、優れた路面追従性を確保している。

 リヤショックアブソーバーはロアコントロールアームより外側に配置され、アブソーバー取付角度を車軸の動く角度に合わせることで、タイヤの上下動に追従しやすくなり、アブソーバーの減衰効果を高め、路面からのショックや振動を吸収する優れた車両安定性を実現している。

 さらに過酷なオフロードにおいては、マルチテレインセレクト、クロールコントロールなどのソフトウェアを進化されることでも対応。インストルメントパネルにレクサス初の12.3インチと7インチの上下2画面のデュアルディスプレイで世界初となるバックアンダーフロアビュー機能も搭載している。


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