魅力と苦労は表裏一体! オーナーだけが知っているキャンピングカーの「困難」5つ (1/2ページ)

この記事をまとめると

◼︎いま流行のキャンピングカーのもつ苦労をまとめた

◼︎大きな車体は駐車場探しが大変

◼︎重量があるので運転にも気を使う必要がある

今大人気のキャンピングカー! 楽しいけどじつは苦労も多い

 今、キャンピングカー・バンライフが大人気! ここ数年のアウトドア人気に加え、コロナ禍では「走るソーシャルディスタンス」で、いつものメンバー「いつメン」で楽しむレジャーが評価されています。が、何事にも「光と影」があるように、キャンピングカー・バンライフには魅力はありますが覚悟も必要! その苦労? について、私個人の体験から「あるある」も含めてご紹介しましょう。

1)「操縦性」

 キャンピングカーの事故のニュースを目にすることがありますが、事故の総数は普通車のほうが多くても、キャンピングカーは良くも悪くも目立ちますし、マスコミも話題性の点から取り上げることも多く、キャンピングカーの事故が多い印象を持たれてしまいます。キャンピングカーも走行テストや傾斜テストもやっているので、実際はそんなに危険なクルマではありません。

 また、キャンピングカーの運転は「慣れれば簡単・慣れるまでは注意」と言われていて、慣れるまでのポイントを押さえておけば難しいことはありません。キャンピングカーで良く言われるのが「急」のつく運転はしない……です。たとえば「急ハンドル」「急ブレーキ」です。「急ハンドル」は安定を崩す原因になりますし、「急ブレーキ」は、キャンピングカーは重いので、すぐには止まれません。また、急ブレーキになるようなスピードも控えましょう「スピードは出さない無理しない」です。

 強いて例えると、普通車は戦闘機、キャンピングカーは旅客機。旅客機のパイロットになったような感じで運転、「気持ちはゆったりと大らかに」「乗客のことを考えて」です。

2)「頭上の恐怖」

 まあ、どう見ても、キャンピングカーやバンは普通車よりもデカいのは事実です。とくに気を付けないといけないのは「高さ方向」です。人間の視野の左右水平方向は広いですが、縦方向は狭い。よく背の高い人が頭をぶつけるのと同じ。意外と世の中、高さ方向の危険が一杯あります。

 たとえば、街中の看板や駐車場のゲート、山中の枝などです。これも慣れの問題ですが、レンタルキャンピングカーなど、この高さ方向に慣れていない方がよくやる事故が、高さ方向の衝突です。キャンピングカーに乗ったら、まずは上方向に注意することですね。人生前向きに、キャンピングカーは上向きに……です。


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