この記事をまとめると
■フェラーリIconaシリーズの第3弾となるデイトナSP3を発表
■1960年代のスポーツプロトをオマージュしたスタイリングにV12NAエンジン搭載
■限定台数599台、価格は200万ユーロ(約2億6000万円)
伝説を現代に甦らせる「Icona」シリーズの第3弾
その存在自体が伝説といってもいいほどのブランドであるフェラーリ。そんなフェラーリには、伝説中の伝説といえるようなクルマがいくつかある。モータースポーツでフェラーリに数々の勝利をもたらした1950年代の競技用バルケッタ然り、1967年のデイトナ24時間レースでの1・2・3フィニッシュの立役者となった330 P3/4然り。
![](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2021/11/330-P4_24_ORE_DAYTONA_1967.jpg)
フェラーリは、このような自身のブランドのアイコンになっているモデルをオマージュし、現代の最新の技術で蘇らせる「Icona」シリーズを2018年に発表し、モンツァSP1、モンツァSP2というモデルを公開している。
![](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2021/11/180959-car-monza-sp1-sp2.jpg)
そして今回、モンツァSP1・SP2に続く「Icona」シリーズの第3弾となるモデル、デイトナSP3が発表された。1950年代の競技用バルケッタをオマージュしたモンツァSP1・SP2に対し、今回のデイトナSP3は、もうひとつの伝説、330 P3/4にインスパイアされたモデルとなる。それは、愛称としてではなく、正式な車名として採用された「デイトナ」のワードでも表されている。
![](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2021/11/Daytona_SP3_01.jpg)