一歩上ゆく気遣いにキュンです! 失敗ナシのドライブデートのコツを指南【男性運転編】 (2/2ページ)

イザとなったらオペレーターサービスの出番!

 つまり、SUV、クロスオーバーSUVの中で、乗り心地が良く、静かに走るクルマが現時点のドライブデートカーとしてベストということになりそうだ。となれば電動車に軍配が上がるのは当然で、デザイン性ではホンダ・ヴェゼルのe:HEVモデル、逞しさなら三菱アウトランダーPHEV、高級感ならトヨタRAV4 PHV、さらに先進感あるクルマで女子を酔わすなら(クルマ酔いという意味ではありません)、これから発売されるトヨタのBEV、Bz4Xやスバルのソルテラ、キムタクがTVCMでムーンウォークととともに披露している日産最新のBEVであるアリアであれば最高だ。ただし、BEVだと航続距離的な心配が出てくるから、現時点では電欠の心配のないHVやPHEV、PHVがより安心だろう。

 走行音が静かなクルマは、夜、静かな住宅街の中にある女子の家に迎えに行っても、送って行っても、近所迷惑にならないメリットもあったりする(家の中の家族にも気づかれにくい!?)。

 ヴェゼルのe:HEVモデル(4WDが乗り心地や走りの上質感でお薦め)で、藤井 風の「きらり」を始めとする、歴代ヴェゼルのTVCM曲を流しながら(Suchmosの「STAY TUNE」、「808」、SIRUPの「Do Well」、King Gnuの「小さな惑星」、Friday Night Plansの「HONDA」)ノリノリのドライブデート、というのも、じつはつい最近、実践したばかりなのだが(いい歳したオヤジがなにやってんだ)、初デートドライブの女子(というか、年齢的には女性)の評判はなかなかであった。

 冒頭で、綿密なドライブ計画が不可欠……と書いたが、いかにしっかりと計画を立てても、予期しない事故渋滞やトラブルに見舞われないとは限らない。そんなときこそ男の見せどころなのだが、車内からではできないことも多々ある。そこで威力を発揮してくれるのが、SOSコールとともにある、トヨタや日産のナビゲーションに用意されたオペレーターサービスだ。まるで秘書がいるように、走行中でもボタンひとつでオペレーターにつながり、新しいルート設定、お店などの紹介が可能で、遠隔でナビゲーションに入れてくれるのだから便利かつ、できる男の演出にぴったり。iPhoneのsiriやGoogle検索に慣れている女子であれば、なおさらその先進機能に感動してくれるに違いない。

 とはいえ、ドライブデート成功の可否は、あくまでクルマそのものではなく、女子から男子への好感度が90%を占めるということは、今も昔もかわらない真実ではないだろうか。


青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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