「スーパーカーは値が下がらない」は常識! ほかにもある「意外な」買い取り価格の高いクルマとその条件 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■「スーパーカーはリセールバリューが高い」といわれている

■その他、高く売れる軽自動車や商用車も存在

■リセールバリューが高いクルマの条件を解説する

軽スポーツS660の買い取り価格も急上昇中

「スーパーカーは、リセールバリュー(購入の数年後に再び販売する時の価値)が高い」といわれる。本当だろうか。そこで中古車の買取店に尋ねると「たとえばGT-Rは、購入から3年以内なら、新車価格の65〜70%で買い取りできる場合がある」という。購入して3年後の買い取り額は、一般的には38〜50%だから、65〜70%なら相当な高値だ。

 軽自動車のスポーツクーペも高水準で「コペンでは購入から3年後の買取額が新車価格の約60%になる。S660は生産終了によって中古車価格が吊り上がり(走行距離の少ないモデューロXの中古車は400万円を超えている)、買い取り価格も急上昇している」とのことだ。

 このほか買取店によると「スーパーカーではないが、ランドクルーザーも、先代型の段階で3年後の買取額が65%に達していた。新型はさらに上まわる」としている。

 その一方でフェラーリのような輸入車も「初度登録から長い期間を経過しても値落ちが少ない」という。ただし大半の新車価格が3000万円以上だから、簡単に買えるクルマではないだろう。


渡辺陽一郎 WATANABE YOICHIRO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ポロ(2010年式)
趣味
13歳まで住んでいた関内駅近くの4階建てアパートでロケが行われた映画を集めること(夜霧よ今夜も有難う、霧笛が俺を呼んでいるなど)
好きな有名人
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