一般人には理解不能! クルマオタクの「横向き土下座」はいったい何をしている? (1/2ページ)

この記事をまとめると

■クルマ好き独特の風習や所作などがある

■なかでも下まわりを覗き込む行為は定番で、「横向き土下座」という俗称もある

■この行動の意味について解説する

下まわりを覗き込む行為はクルマ好きの定番!

 クルマに限らず、マニアの世界には独特の風習や所作などがあることが多い。それゆえマニアなのだが、クルマでは、しゃがんでタイヤを撫でてみたり、その昔はボディを下に押して足まわりをチェックするなんていうのもあった。そのなかでも下まわりを覗き込む行為は定番の所作だろう。ヒザが汚れたり、痛いのもなんのその、土下座したような格好で横向くので「横向き土下座」なんていう俗称もあるほどだ。

 しかし、自動車マニア諸氏はなにを見ているのか? そもそもわかったようなわからないようなことでも、大層にするのがマニアの心得だけに、仔細にメカの状況を点検・確認しているわけでもない。

 実際に見ているのはいろいろとあって、まずはチューニング系であれば、マフラーの太さやタイコの形状など。さらには素材もチェックしている。排気管やタイコなどにサビがなく、ピカピカに輝いていればステンレス製だろうし、焼色が付いていればチタンということがわかる。形状も砲弾型、跳ね上げなどで、パイプの取り回しが純正と同じか否かなど、瞬時に判断。その結果、オーナーのこだわりを礼賛するというわけだ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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