オシャレ外遊び派にいま商用車が人気! プロが教えるワクワクが止められない5台とは (2/2ページ)

昨年は商用車勢に新型が登場して大賑わい

 3台目は、「第3の居場所」として自由な使い方を提案しているダイハツ・アトレー。アウトドア好きな人たちや車中泊で気ままな旅を楽しむ人たちにも人気の軽バンです。ちょっとゴツめのデザインで、登山靴のようにタフなギアを連想させるところもウケています。

 ボディカラーもオレンジ、グリーン、カーキなどおしゃれなカラーが揃い、室内には先進的な装備もありつつ、シンプルで天井の高い広々空間。後席をフルフラットにすると、自転車も余裕の積載性を誇ります。汚れた道具や濡れた衣類などを放り込んでもOKの防水素材のマットがあるので、ガンガン使えるのが嬉しいところ。

 収納スペースもたっぷりで、細々した荷物がスッキリと収まります。まさに、自分のお部屋のようにクルマを使いたい人にぴったりですね。

 4台目は、とにかく積載量がたっぷり欲しいという人にお勧めなニッサン・キャラバン/NV350キャラバン。いわゆるハイエースの日産版とイメージしてもらうとわかりやすいですが、ハイエースより攻めたデザインが好き、という若い世代も多く、ボディカラーにはブラウンやパールホワイトもラインアップしています。

 ツートーンのインテリアもちょっとオシャレ。もちろん、低くフラットなフロアで、スッキリと広大なラゲッジの積載性も優秀です。あらゆるところにナットが備わるので、アクセサリーを駆使して自分の使いやすい空間に仕上げることもでき、いわば自分だけの秘密基地のような存在に。

 また、オプションでアラウンドビューモニターを設定すれば、車庫入れなどの際にも死角がなくなって安心です。

 5台目は、サーフィンなど海のスポーツを趣味とする人たちに大人気のトヨタ・ハイラックス。おしゃれなハリウッド映画などでもよく見かける、5人乗りのキャビンと屋根のない荷台がくっついた、ピックアップスタイルの商用車です。

 景色のいい場所まで出掛けて、この荷台に寝転んで星空を眺めたりするのを想像しただけで、ワクワクしますよね。テントを積んで気ままな旅をするのも良さそうです。

 高剛性フレーム構造の頑丈なボディで、オフロードもガンガン走れるパートタイム4WDシステム搭載。道なき道への冒険の相棒としても頼れる1台となっています。

 ということで、昔のイメージを覆す最新の商用車たちをご紹介しました。メーカーとしても、ビジネスユースだけでなく、趣味やファミリーユースなど多彩な使い方を提案しているので、ぜひアイディアを膨らませて、オシャレな商用車ライフをスタートしてみてくださいね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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