ガードレールや標識への「当て逃げ」は立派な違反! 自爆事故の「届け出先」と実際の「修理費用」とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■事故によってガードレールや標識などの道路施設を破損してしまうことがある

■その場合、当て逃げは絶対にNG

■連絡の手順や修理にかかる費用について解説する

当て逃げは絶対にNG! 新たな事故の原因になることも

 事故を起こしてガードレールや、照明灯、標識、カーブミラー、電柱等の道路施設を破損したときはどうすればいいのか。

 壊れたままにしておくと、次の事故を発生させる可能性もあるので、当て逃げは絶対にNG。防犯カメラやドライブレコーダーが普及しているいま、「黙っていればお咎めなし」などと思わないこと。

 まずは警察に連絡し(事故を起こしたときの義務。届け出を怠ると安全運転義務違反で違反点数2点、それに加えて当て逃げでプラス5点)、二次災害を防ぐ対処をしておくこと。

 その上で、ガードレールなどの所有者にも速やかに連絡。通常は各道路管理者か最寄りの土木事務所に連絡すればOK。

 場合によっては警察から所有者へ事故があったことを伝えてくれることもあるので確認しておこう。こうしたケースでは、後日、所有者から自分のところに連絡が入るはず。

 そして自分が加入している自動車保険の事故受付センターにも電話しておく。ガードレールや標識などの道路施設でも、対物保険の対象になるので、保険に入っていれば基本的に安心。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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