消防車も! ワークスのコンプリートカーも! いま流行のキャンピングカーも! 「特装車」って何もの?

消防車も! ワークスのコンプリートカーも! いま流行のキャンピングカーも! 「特装車」って何もの?

この記事をまとめると

■特装車とは特別装備車の略

■特用車というものもあり、厳密には定義が異なる

■特装車に該当する車両について解説する

「特装車」と「特用車」の定義は異なる

 特装車という言葉を聞くことがある。とくに働くクルマに多く、特装とは特別装備車の略。特用車とも呼ばれるものもあり、こちらは特別用途車のことだ。両方ともJIS規格で定義されていている。内容は少々異なっていて、特装車は「特別な機械を備えていて、それを自動車の動力で動かすもの」で、特用車は「特別な目的のためにボディを特殊にしていたり、特殊な装備を備えているもの」となっている。

 ただ実際のところは、特装車のほうがよく使われることからもわかるように、JIS規格の定め以外にも広い範囲で特装車という呼称が使われている。つまり明確な定義は曖昧ということだ。基本的に言えるのは、ノーマル車に対して特別に改造をしたり、装備や器具を付けていることで、大型では冷蔵車やクレーン付きのトラックなど。また、消防車や救急車などだけでなく、比較的小さいものでは中継車や宣伝カーなども特装車となり、いずれにしても改造が施されている点は共通している。

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 自動車メーカー、とくにいすゞや日野といった商用車メーカーは特装車を前提にして、シャーシとキャビンだけでも出荷している。これは乗用車メーカーと違うところで、専門のメーカーが仕入れて独自の装備を付けたり、ユーザーの目的に合わせてボディを製作していたりする。いわゆる架装メーカーで、得意ジャンルがあってかなりの数のメーカーが存在する。お馴染みのところでは佐川急便のボディを作っている佐川車体やスバルも以前、架装部門があって、フジマイティーと呼ばれるゴミ清掃車などを作っていた。ちなみに現在は新明和工業に部門譲渡して撤退している。

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 また身近なところでは、ミニバンなどに設定されている車椅子が積めたり、回転シートが車外にせり出してくる福祉車両も特装車となる。

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 さらに自動車メーカー系のいわゆるワークスチューンのコンプリートカーは車体寸法などが変更になる場合は特装車と呼ばれることもあって、持ち込み車検でナンバーを取得するのが特徴となっている。

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 その意味では最近流行りのキャンピングカーもベースに対して特別な装備を付けたり、ボディを乗せたりするので特装車と言っていい。こう見ると、我々のまわりにはいろいろな特装車が存在することがわかる。

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