いま軽トラがアメリカで人気だと!? カーガイの趣味だけじゃなく「実用性」でも熱視線を浴びていた! (2/2ページ)

トラック好きのアメリカ人も高性能な軽トラに脱帽

 それ以外にも「オフロード車」や「LSV(LOW SPEED Vehicle)」として登録する場合も25年を待たずして登録することができる。

 ここでいうオフロードとは道路以外の場所を指しており、前述の構内作業車に近いニュアンスとなる。ただ、作業場感を移動するために公道の走行が特別に許可されるというワケだ。

 また、LSVもその名の通り低速で走行する車両ということで、前述のオフロード車と同じく特例的に公道を走行することができる。ただし、最高速度が制限されていたり、一部の高速道路の使用ができなかったりといった縛りがあるが、軽トラックらしい使い方を考えれば、とくに過不足がない範囲とも言えそうだ。

 このように特例などを使ってでも日本の軽トラックを使いたいと考える理由は、そもそもアメリカがピックアップトラック王国であり、トラックに親しみがあること。そんなトラックでありながら、信じられないほど小さく、それでいて高い性能や信頼性を持っていること。そして何よりまだまだ珍しいということで、アメリカのカーガイ達がこぞって軽トラックを購入しているのだ。

 そのため、YouTubeで「Kei Truck」と検索すれば、日本の軽トラックを彼の地で乗り回す海外ユーザーの動画が多数ヒットする。もし興味があれば動画をチェックしてみれば、海外で軽トラックが人気の理由がさらに深く理解できることだろう。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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