純正がよくなりすぎた!? かつて誰もが手を出したのに「下火気味」のクルマのカスタム6選 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■チューニングやカスタムがひと昔前に比べて下火になっている

■多機能になったステアリングは外すほうがデメリットになるケースがある

■純正パーツの品質や性能の向上がカスタム文化が下火になっている理由のひとつだ

かつて大流行したカスタムが下火になっている理由とは

 カスタムやチューニング、ドレスアップには流行り廃りがある。最近では軽SUVや軽トラなどの車高を上げるアゲ系などが流行っているのはご存じだろう。こういったブームは、単純に飽きられたというだけでなく、法律的にNGになってしまってやりたくてもやれないというものもある。

 今回は単純な流行り廃りで下火になったものや法律的にダメになって結局廃れてしまったもののなかでもほとんど見なくなった「超下火化」カスタムを見てみよう。

ステアリング交換

 昔は握った感覚もよくないし、太さも今ひとつ。真円が出ていなくて、切り心地もよくなかったりした。そこで走り好きだけでなく、ドレスアップ派も含めて、クルマを買ったらとりあえず交換する感じだったのがステアリング。

 ナルディやモモ、イタルボランテなど、有名ブランドも数多くあって、好みでいろいろと選べたものだ。それが今、量販店ではほとんど見かけない。

 一番の理由はエアバッグの普及や、純正のクオリティが上がったことが挙げられるだろう。エアバッグを外してまで交換するリスクは負えないというのが正直なところ。純正ではあるが、エアバッグ付きのナルディやモモがあったが、結局はこちらも見なくなってしまった。

ボス

 ステアリング交換に付随するものなので、オマケ的ではあるが、ボスというものもほとんど見かけなくなってしまった。

 ボスとは社外のステアリングに交換するときに使用する、いわばアタッチメント。車種やステアリングブランド毎に設定があって、カー用品店でも普通に扱っていたほど。今では大型店舗以外であまり在庫を置いていないだろう。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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