コルベットが! カマロが! 富士スピードウェイを埋め尽くした! 「CHEVROLET FAN DAY 2022」リポート (2/2ページ)

見て乗って楽しめるアメ車尽くしな1日

 次は世界でも有数のストレート長を誇る「富士スピードウェイ」の本コースやショートコースで行われていた内容をチェックしよう。

 コースでは、「コルベットドライビングアカデミー」や「カマロドライビングスクール」、「エンジョイ走行」や「アクティブ走行」などなど、普段なかなか走ることの少ない超本格的なサーキットを実際に使ったプログラムが運営されていた。

 これらは、愛車のコルベットやカマロなどをコースで走らせる走行会的な内容だったり、プロのアドバイスの元、自身のドライビングテクニックを指導してもらうアカデミー的なプログラムだったり、全国から集まった初心者から腕自慢のユーザーが思い思いの走りを楽しんでいた。やっぱりアメリカンマッスルカーはサーキットが似合う。

 そんなサーキット上で行われたさまざまなプログラムのなかでも、”超”がつくほど盛り上がったものがある。それが、プロドライバーの横に同乗して富士スピードウェイを走ることができる「サーキットタクシー」だ。

 参加は抽選となるのだが、倍率が非常に高く、残念ながら落選して悔しがるユーザーも多数見かけた。

 タクシーとなるクルマは話題のコルベットC8で、ドライバーはもちろん国内外で活躍する腕利きのプロドライバーたち。同乗者は本コースを全開で走るコルベットの助手席に乗ることができ、国内最長のホームストレートを250km/hオーバーで駆け抜ける体験ができるのだ。

 参加者の女性に話を聞くと、「今はまだアメ車ユーザーではないですが、いつか憧れのアメ車であるカマロに乗りたいと思っています。そんなアメ車好きな私にピッタリなイベントがあると知り、今回、初めて参加しました。運よくサーキットタクシーを体験する権利を手にすることができ、今までに経験したことがないスピードで走るクルマに乗るという体験ができて、一生忘れられない時間になりました!」と興奮した様子で楽しそうに語ってくれた。

 こういった、さまざまなクルマ好きに夢を与えるようなイベントが徐々に開催されるようになってきたことは、いちクルマ好きとして大変喜ばしく思う。

 コロナウイルスが落ち着き、来年はさらに盛り上がることを願いたい。そう思った「CHEVROLET FAN DAY 2022」であった。

 なお、会場内で見られたシボレー一色のさまざまな風景は画像ギャラリーより確認していただきたい。


WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

編集者

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