ヘンタイは褒め言葉! 集まれば「1台もらえるなら何にする?」で盛り上がる! 常人には理解不能なクルママニア7つの生態 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■クルマ好き7つの特徴を独断と偏見でピックアップ

■クルマが好きすぎる人の多くは子どものころの過ごし方がキッカケだったりする

■「ヘンタイ」の4文字は褒め言葉であることが多い

クルマ好きになった「強烈な原体験」こそが鍵を握る!?

 子どものころに親から買ってもらったミニカー、あるいは本で遊ぶうちに夢中になっていた。または近所のお兄ちゃんにクルママニアがいた……などなど。取材などを通じてお会いする「自他ともに認めるクルマ好き」の多くが、強烈な原体験がルーツになっている印象を受けます。

 【強烈な原体験の影響=自他ともに認めるクルマ好きの誕生に大きく関わる】ことは、科学的根拠が立証できなかったとしても何となく想像ができるはず。

 目下、子育て中のお父さん&お母さん、英才教育って大事ですよ……。ただし、英才教育を施しても、愛する我が子が自他ともに認めるクルマ好きになるかは神のみぞ知る……なのがツラいところです。

熱中できることがあるのは幸せの証?

 自分にとって興味のないものを覚えるほど苦痛なことはありません。勉強嫌いの子が1時間目から6時間目まで机に縛り付けられていたら、まさに苦痛そのもの。逆に、勉強が好きな子にとっては至福の時間でもあります。

 自他ともに認めるクルマ好きがイベントに参加したとしましょう。前日、午前4時にアラームを設定してもその前に目が覚めて、そのままウキウキで会場へ。あっという間にお昼……そして夕方。そこでふと我に返り、きっとこうつぶやくでしょう「今日1日、あっという間だった」と。

 帰りの車中できっとこう思うでしょう。「毎日こうであればいいのに……」と。

 非日常が日常に変わった瞬間、味気ないものになってしまいますから。たまにだからいいんです。

自他ともに認めるクルマ好きならあてはまる? な「7つの特徴」とは

 独断と偏見も少し混じっていますが、これまで多くのクルマ好きの方を取材させていただいた経験を元に【自他ともに認めるクルマ好きならあてはまるはず? な「7つの特徴」】をまとめました。これがすべてではないけれど、最大公約数として見れば「当たらずといえども遠からず」なはず。

1.愛車のミニカーは必ずゲット

 新車購入時であれば、実車と同時に即ミニカーを購入! こだわる方は自分の愛車と完全一致か、可能な限り近い仕様を追い求める傾向があります。勢い余ってカラーバリエーションもコンプリート! なんて方もいるはず。

 これが中古車となると、すでにミニカーも絶版になっているケースが多く、ネットオークションに頼ることになります。発売から時間が経っているミニカーの多くがプレミア価格となっているケースも少なくありません。なかには国内では見つからず、eBayをはじめとする海外のネットオークションデビューのきっかけになるケースも。

2.愛車のカタログも必ずゲット(2部以上)

 愛車と同じ仕様のミニカーをゲットする方であれば、カタログもマストアイテム! 最低でも2部(保管用と閲覧用)のゲットは必須です。

 なかには「+予備」の計3部を確保しないと落ち着かないという強者も実在します。閲覧用のカタログですら手袋をはめて見るようになったら相当重症です(笑)。

 というか、コレクター気質アリです。


松村 透 MATSUMURA TOHRU

エディター/ライター/ディレクター/プランナー

愛車
1970年式ポルシェ911S(通称プラレール号)/2016年式フォルクスワーゲン トゥーラン
趣味
公私ともにクルマ漬けです
好きな有名人
藤沢武生

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