なんと64歳のドライバーもバリバリに活躍! ガチだけど意外に安く参戦できるフォーミュラレース「FIA-F4」が面白かった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■スーパーGTはサポートレースも充実している

■入門フォーミュラの「FIA-F4」も魅力的なカテゴリー

■「インディペンデントカップ」を設けているのもユニークなポイント

ジェントルマンドライバーも活躍!

 国内最大級の人気を誇るスーパーGTはサポートレースも充実している。国内最速のワンメイクレース「ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン」に加えて、入門フォーミュラの「FIA-F4」も魅力的なカテゴリーで、各ラウンドで40台前後のマシンが集結し、激しいバトルを展開している。

 FIA-F4は文字どおり、FIAが認定するフォーミュラレースで、FIA-F3や日本では全日本スーパーフォーミュラ・ライツの下位カテゴリーとして、2015年に「FIA-F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP」がスタート。国内シリーズで使用されているシャシーは日本のコンストラクター、童夢がFIA-F4専用モデルとして開発した「童夢F110」で、ノアやヴォクシーに搭載されていたトヨタの2000cc直列4気筒エンジン、3ZR-FEをベースにトムスが開発した「TZR42」をパワーユニットとして搭載。トランスミッションはバドルシフト付きの6速シーケンシャルなど、入門フォーミュラとはいえ本格的なマシンとなっている。

 タイヤはダンロップのワンメイクコントロールが採用されるほか、交換できるブレーキパッドも指定のサプライヤーに限定されるなど、まさに入門カテゴリーらしく、イコールコンディションとなっていることがFIA-F4の特徴で、上級フォーミュラへの登竜門として数多くの若手ドライバーがチャレンジ。これまでにF1の角田裕毅選手を筆頭に、スーパーフォーミュラで活躍する坪井翔選手、宮田莉朋選手など多くのドライバーを国内外のトップフォーミュラへ輩出しており、現在も明日のトップフォーミュラを目指すヤングタイガーたちが凌ぎを削っているが、FIA-F4のユニークなポイントがジェントルマンドライバーを対象にした「インディペンデントカップ」を設けていることだろう。

 これにより、ステップアップを目指す若手ドライバーにまじって、多くのジェントルマンドライバーがFIA-F4に参戦。インディペンデントカップで激しいバトルを繰り広げているのである。

「以前、GT-Rのクラブトラックエディションでスクールに参加して模擬レースに参戦していたんですけどね。邪魔にならなければ楽しめそうですし、フォーミュラとしてはエントリーしやすそうだったので、FIA-F4に参戦することにしました」と語るのは、2015年のシリーズ設立と同時にFIA-F4に参戦してきたYUGO選手で、なんと64歳の最年長ドライバー。FIA-F4の参戦キャリアは今年で8年目で、8月27日に鈴鹿サーキットで開催された第7戦で通算100戦目の参戦を達成した。


廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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スバル・フォレスター
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