なんと64歳のドライバーもバリバリに活躍! ガチだけど意外に安く参戦できるフォーミュラレース「FIA-F4」が面白かった (2/2ページ)

初期コストは800万円ほど

 まさにYUGO選手はFIA-F4のレジェンド的な存在で、その魅力について「国産モデルなのでマシンのサポートがしっかりしているし、壊れてもすぐに直せるのでいいですよね。それに160馬力ぐらいしかないんですけど、車両重量が600kgしかないので独特のフィーリングがあって面白い」と語る。さらに「若いドライバーは1年か2年でステップアップして行きますが、彼らと戦えることも刺激になりますね」とのことだ。

 気になるフィジカル面について「暑い時は大変ですし、ステアリングは重いけれど、乗っていれば自然に対応できました。フィジカルトレーニングを一生懸命にやったわけではありません」とYUGO選手。さらに「ハコ車と違って挙動がクイックですが、ダウンフォースはあまりないですからね。レーシングカートに乗った経験があるのなら、その延長でドライビングできると思います」と語る。

 ちなみに参戦コストについては「私の場合はマシンを購入しました。金額としては700万円ぐらいで、エンジンのレンタル料が100万円。あとはタイヤ代やマシンの運搬費、遠征費などのコストで1戦あたり50万円〜150万円ぐらいかかりますが、マシンはレンタルもあるので初期コストは抑えられると思います。それにダウンフォースがあまりないとはいえ、ハコ車とは違うフィーリングなので面白いですよ」とのことだ。

 800万円の初期コストでフォーミュラレースにチャレンジできるのは、なかなかリーズナブルで、YUGO選手は「もともとレースを観る側だったので、フォーミュラは別世界と思っていましたが、自分で走ってみたら意外とスムースにできました」とのこと。参加台数が40台前後で、クラッシュ→セーフティーカーという流れがしばしば訪れるほど、激しいバトルが展開されていることから、FIA-F4は観戦していても楽しいレースだが、YUGO選手のように参戦しても面白いレース。興味のある人はぜひFIA-F4にチャレンジしてみてはいかがだろうか?

 なお、8月27日に鈴鹿サーキットで開催された第7戦は三井優介選手が優勝し、鳥羽豊選手がインディペンデントカップを制覇。28日の第8戦でもウィナーは変わらず、三井選手が2連勝を達成すると鳥羽選手もインディペンデントカップで2連勝を達成した。


廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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