見知らぬ相手から「売って」! 同車種オーナーからマウント! 鈍感力がないと辛いスポーツカーオーナーの「気苦労」5つ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■スポーツカーオーナーが経験しがちな「気苦労」を紹介

■見知らぬ人に絡まれるのは当たり前

■面倒なことも多いので鈍感力が必要

スポーツカーオーナーになら通じる「あるある」な苦悩

 憧れだったスポーツカーを手に入れドライブする。オーナーにとってはまさに至福のひととき。その満足感やちょっとした優越感は何ものにも変え難いはず。……と、その反面、スポーツカーオーナーならではの苦労もあります。

 すでにオーナーとなっている人にとっては経験済みかもしれない、オーナー予備軍にとっては「将来、避けて通れない事案」を5つに絞り、まとめてみました。

1)あちこちで話かけられる

 話かけてくるのはほぼ男性。それもおじさんばかり(笑)。信号待ちのときにいきなりすーっと近寄ってきた原付乗りのおじさんに話しかけられ、高速道路ではPAやSAの駐車場に停めた途端、観光バスから降りてきたおじさん&おばさんたちにも話しかけられ、トイレから戻ってきたと思ったら、今度は大型バイクに乗ったお兄さんに話かけられ……。

 面倒だとは思っていないし、雑談は楽しい。ただ、先を急いでいたり、一刻も早くトイレに駆け込みたいときは正直かなりしんどい。タイミングを逸して「すいません。トイレ行ってきてもいいですか?」とはなかなか言い出せない………。まずい。漏れそう。こんな経験を繰り返しているうちに、いつの間にか「話かけないでオーラ」を全身から発するオーナーもいるほどです。

2)あちこちで撮られる

 いわゆるカーウオッチャー、カースポッターがPAの出口付近や、路上などで、カメラ片手に待ち構えている光景を見たことがあるかもしれません。それはまるで、かつてのスーパーカーブームのときのよう。

 当時、主流だったフィルム式のカメラであれば、12枚、24枚、36枚と、撮影枚数に限度がありました。しかしスマートフォンをはじめとするデジタルカメラが主流となったいまでは、枚数は無制限、動画も含めて撮られ放題です。そして、オーナーが知らないうちにSNSやYouTubeで公開されたりすることもしばしば。オーナーもエゴサーチしたり、友人知人が教えてくれたりして、案外気づいていることも多いのです。

 もちろん、それで目くじらを立てるようなことはないんですが(隠密行動をしているときは除く)、行動パターンがバレバレになりそうでちょっと複雑な心境だったりします。


松村 透 MATSUMURA TOHRU

エディター/ライター/ディレクター/プランナー

愛車
1970年式ポルシェ911S(通称プラレール号)/2016年式フォルクスワーゲン トゥーラン
趣味
公私ともにクルマ漬けです
好きな有名人
藤沢武生

新着情報