面倒な上にキレイにならなかったタイヤ&ホイールの洗車に革命! ソフト99の「ディグロス」シリーズをガチで使ってみたら驚きの連続だった (2/2ページ)

新製品を使って文句なしの完璧な足もとへ!

 先ずは春新登場した『ディグロス 神トレ ホイール&タイヤクリーナー』を使って作業をしていく。

 使い方は至って簡単。先ずはタイヤとホイールを流水ですすぎ、表面についた砂や埃、ブレーキダストなどの軽い汚れを洗い流す。

 その次に、この『ディグロス 神トレ ホイール&タイヤクリーナー』を1本あたり約40プッシュ、ホイールとタイヤに満遍なく吹き付ける。そこから約30秒待ったら準備完了だ。この『ディグロス 神トレ ホイール&タイヤクリーナー』には、ソフト99が新開発した自慢の薬剤が使用されており、そこに含まれる超強力洗浄成分がタイヤとホイールに付着した「油汚れ」「ブレーキダスト」「ピッチ・タール」「鉄粉」に浸透して、汚れの根本を分解するといった仕組み。

「薬剤」と聞くと「ホイールやタイヤにダメージがあるのではないか?」と心配するユーザーもいるかもしれないが、そこは老舗であるソフト99の製品であるから心配無用。今回使用した輸入車のホイールはもちろん、ハイパーシルバー、奥行きのあるメッキ調で人気のスパッタリング、マット塗装、クロームメッキといった表面加工されたデリケートなホイールにも対応。シミにも配慮した優しい専用設計だ。カスタムしているユーザーにとっては、クルマが買えてしまうほど高級なホイールを使っているケースもあるので、「強力」でありながら「安全」に汚れを落とせるこの製品は、ホイールやタイヤの洗車をする上で革命的な製品であるといえるだろう。

 ちなみに、この独特な形状をしているクリーナー本体の容器はちゃんとした意味がある。これは、「神ホールドグリップ」という名の“神にぎり”を実現する新開発となる新型グリップで、女性でも疲れることなく持つことができる独自の形状を採用しているのだ。力を入れずとも手にバランスよく引っ掛かるので、しゃがみながらタイヤとホイールに40プッシュほどしても疲れ知らず。これは非常に嬉しい工夫だ。ちなみに、この1本でタイヤとホイール約20本分に使用できる(サイズによって異なる)。

 さて、30秒ほど待ったところで続いて使用するのは、同じく新製品として登場した『ディグロス 神トレ タイヤブラシ』だ。これは、その名のとおり「タイヤ」を洗うことに特化した専用のブラシだ。使い方は至って簡単で、タイヤの側面にブラシを軽く押しあててこするだけで固着した汚れも落とすことが可能となっている。

 一見ただの赤い毛のブラシに見えるが、この商品の秘密はその毛にある。使用しているのは非常に硬くて極細な毛で、本数はなんと約7万本! さらに、超密集ブラシを網状に配置することで、細かいところに入った汚れも軽い力でも確実に汚れを掻き出して洗い流してくれるのだ。先述の『ディグロス 神トレ ホイール&タイヤクリーナー』と併せると効果は抜群だ。

 また形状にもこだわっており、握りやすく洗いやすい二層構造ウレタングリップを採用し、偏平タイヤにも非常に洗いやすい設計となっている。

 さらにもう1つ特徴がある。この『ディグロス 神トレ タイヤブラシ』には「指ガード」という樹脂でできた簡易プロテクターが付属するのだ。使用説明書に則って組み立ててブラシに取り付けることで、タイヤ下部の洗浄時のうっかりケガを防止するのに役に立つ。きっと皆さんのなかにはアスファルトで指を怪我してしまった人もいるのではないだろうか。この指ガードはそれを確実に防いでくれる。

『ディグロス 神トレ ホイール&タイヤクリーナー』をスプレーして、『ディグロス 神トレ タイヤブラシ』でタイヤの汚れを落としたら次はホイール本体だ。ここでは同じ『ディグロス』シリーズから販売されている『ディグロス 神トレ ホイールブラシ』を使用しよう。こちらはサイズの異なる大小それぞれ1本ずつのブラシが入っている。

 これを使用して、指が入らないような狭い場所やホイールナットの穴などを洗うことができる。使用している毛は、適度なコシのある天然豚毛100%素材というのもポイントで、ホイールを傷つけることがないのが嬉しい。

 ブラシでは洗えないホイールのディスク面やリムの裏側には『ディグロス 神トレ ホイールスポンジ』を使うのもオススメだ。『ディグロス』シリーズのアイテムということもあって、ホイールを洗うことに特化しており、凸凹形状×極細繊維をスポンジ本体に採用。

 これにより、複雑なホイール形状にもフィットするだけでなく、新開発の「デルタ形状」ヘッドにより、狭いスポークの隙間まで徹底的に洗浄することができるのだ。

 と、ここまでの所要時間はタイヤとホイール1本あたりおおよそ5分前後。写真のとおり、たったこれだけの作業にもかかわらず、専用のクリーナーとブラシ・スポンジで汚れを掻き出したせいもあってか蓄積した茶色い汚れがみるみるうちに浮き出てきた。

 さて、洗浄前のブレーキダストと泥だらけだったタイヤとホイールはどれほど綺麗になっているのだろうか。水で洗い流してみよう。

 と、結果だが写真のとおり信じられないほど綺麗に仕上がっている。正直、今回テストした本人が1番驚いているほどその効果は抜群だ。ある程度手間を掛けてこの結果ならまだしも、今回は新製品のクリーナーを振りかけてブラシで擦っただけだ。それでここまで綺麗になるのだから、まさに「ホイール&タイヤ革命」と言っても過言ではないのではないだろうか。作業も非常に簡単なので、女性でもラクラクだ。

 さて、感動するほど簡単に綺麗になったところだがまだ終わりではない。タイヤワックスを使って最終仕上げをしていく。ここで使用するのが、同じく新製品である『ディグロス 鬼黒 タイヤワックス』だ。こちらは、カーボンブラック×ブラックシャインカルナバを配合した、タイヤをその名の通り“鬼”長く“黒々”とさせるタイヤワックスとなっている。

 タイヤワックスといえば、じつにさまざまな種類が販売されているのは承知のとおりだが、ムラだらけになってしまったり、不自然なくらいツヤが出てしまう使いづらい製品もあれば、少し経てばすぐに艶がなくなってしまうものまである始末で、なかなか綺麗に施工、維持できない製品が多い。しかし、この『ディグロス 鬼黒 タイヤワックス』であれば心配ご無用。

 使い方も至って簡単。まず、商品のボトルを軽く振ってから、付属の専用スポンジ「ピタスポ」に3本横に線を引くように溶剤を出して、あとはタイヤに塗り込むだけ。

 付属の「ピタスポ」は、タイヤに沿う形状なので、上から下までムラなく綺麗に塗ることができるのが嬉しい。なお、この「ピタスポ」は4個入りで『ディグロス ピタスポ』として別売もされているので、傷んでしまったら別途追加で購入もできる。

『ディグロス 鬼黒 タイヤワックス』は、極端にテカらないシックで上品な黒ツヤが約2カ月以上持続する超耐久性能を誇るのもポイントで、雨にも強く、紫外線や汚れからもタイヤを守る効果を持っている。さらに、白化や赤茶けるのまで防止してくれるとのことで、デメリットが見当たらないほどいいことづくめな新時代のタイヤワックスなのだ。この上品な黒色はエレガントな輸入車にもバッチリな品のいい色合いだ。

 石油系溶剤を使用していないので、イヤなニオイもしない水性タイプとなっているも女性には嬉しいポイント。ただし、施工時には付属の手袋を使用してもらいたい。

 施工を終えて、「今まで苦労してたホイールとタイヤの掃除はなんだったのか」と思わず口からこぼれるほど、今回のソフト99がリリースした製品は革命的なアイテムだった。簡単に言えば「水で濡らしてスプレーして擦るだけ」で、あとは薬剤が勝手に汚れを落としてくれる。

 最後に、施工前と施工後の違いを見て頂きたい。上記までの簡単な作業でこれほどまでに綺麗になるのだ。

 今回はブレーキダストが出やすい輸入車でテストしたが、スポーツ走行を楽しむためにブレーキパッドを強化品にしていて、ブレーキダストに悩まされているユーザーにもオススメできる。もちろん、通常の国産車に乗っている人にもどんどん使っていただきたい。

 今年のGWは、話題の新製品で愛車の足もとを徹底的に仕上げてみてはいかがだろうか。

ソフト99の新製品情報はこちら

※『ディグロス 神トレ ホイール&タイヤクリーナー』は以下のホイール・タイヤには使用できません。

・鉄、アルミ以外のホイール(マグネシウムなど)

・表面にヒビなどの劣化が見られるタイヤやホイール、ホイールキャップ

・既にコーティングされているホイール

・ワイヤースポークなどすすぎが充分できない形状のもの

・外国製品などの特殊な塗装のホイール

・ポリッシュやアルマイト加工、劣化したメッキホイール

・ホワイトレターなどの特殊な施工がされたタイヤ


新着情報